2010/03/28

Carl Wieman nominated for White House Post

2001年ノーベル物理学賞受章者で、現在UBC教授のカール・ワイマンが
ホワイトハウスのAssociate Director of Science(科学分野の政策アドバイザー?)に
任命されたそうです。

任期が終わったら戻ってくるみたいなので大学にとっては宣伝になるし良いこと
なんでしょう。その教授を目当てにやってきた学生にとっては、こうやって
名物教授が引き抜かれるのはちょっと痛いのかな。

バイク事故

一昨日学部の知り合いがバイク事故に巻き込まれ、腕と顎を骨折した、
というメールを今日、他の知り合いからメールで知らされた。

知っている範囲で友人がバイク事故に巻き込まれたのはこれで
4件目だ。そもそもバイクに乗る友人が少ないので、かなりの確率で事故っている。
何か起こったときに車ならかすり傷すら負わないところがバイクだと死ぬ可能性
がある、というのが怖い。

やはりバイクは危ない乗り物だ、と思い知らされました。

みなさんも気を付けて下さい。

2010/03/21

豚汁定食

最近学校関係の課題が山場を迎えているのでなかなか忙しい。
むしろこれからと言った方がいいか・・・死のロードが待っています。

全く関係ないですが、最近やたらと豚汁が食べたかった。
どちらかというと冬の食べ物なのに何故か春めいてきたと同時に。
ということで今日は同じプログラムの中国人ママさん院生の人の
車に便乗させてもらって郊外のアジア食材屋へ。目の前にあるスーパー
じゃ手に入らない味噌、こんにゃく、油揚げ、薄切り豚肉を購入し早速作った。

うまい。うますぎる。日本食ってなんでこんなに美味しいんだろう。
ご飯との相性抜群。汁だけでメインディッシュになるっていう簡単さも素晴らしい。




今日は朝からCNNなど米系TV局は保険制度改革のニュースばかり流していた。
結局めでたく可決されたみたいですが、当初言ってた公的医療保険制度ってのは
やっぱこの国じゃ当分無理なのかな・・・

2010/03/15

Freestyle Sushi

なんか慌ただしい週末だった。

土曜日は朝5時起きでウィスラーへ。19時に帰宅し、20時~24時は土曜夜恒例のテニス会へ。
日付けが変わったと同時に(正確に言うと夜中2時に)Day Light Savings time、いわゆる
サマータイムが始まったので寝た時間が2時のはずなのに3時に・・・。
日曜は夕方締切りのグループプレゼンの資料をパワポで作り、夕方から
Revelstokeへ一緒に行った2人(S君とSさん)とそのフィアンセ(2人とも最近婚約!パチパチ)
と共に手巻き寿司パーティー。

僕が練習とパフォーマンスのために巻き寿司を数本作ってみたが、包丁の切れ味が
怖ろしく悪かったので(こっちはいい包丁があんまないのです)切る段階で崩れまくって
しまった。まあ巻くのもちょっと失敗気味だったけど。

残りは手巻き寿司。自分で適当に寿司を巻いて食べる、という発想が斬新だった
らしく、みんな「これはフリースタイルスシだね」と言っていた。いいネーミングだ。
ちょっと多めに買ったサーモン、鮪赤身、〆鯖、全部平らげてくれたので
良かった良かった。

今回は初めてこちらで生魚を買った。事前にリサーチして、安全そうな日本食のお店で購入。
下手にそのへんで買ったら食中りになりそうで怖いので。なかなか新鮮で満足。

ちなみに開催場所だったSさん宅は日本風の食器や醤油入れ、湯呑みなんかも
あって(知り合いの陶芸家に作ってもらったらしい)、日本食を振る舞うのに最適な
場所だった。普段から乾燥わかめとかも使ってて、めんどくさい時はご飯にゴマシオ
振って食べてるそうです(笑)

西海岸を転々として来ましたが、やはりバンクーバーは飛びぬけて日本食、
およびその他アジア料理に親しんでる人が多いなあ、という印象。
未だに箸を使えない人に1人も会ってません。まあ、さすがに箸は今の時代使える人が多いか。



初めていわゆるinside-outってやつに挑戦した。難しい。
カリフォルニアロールから始まったこの外側に米を巻く方式は、1.海苔の大きさに制限
されずにご飯を多く巻ける、2.黒い海苔への嫌悪感を軽減できる、ことから北米市場で
寿司が受けいれられるキッカケになったらしい。
普通の巻き寿司だと確かにアメリカ人には小さすぎる。

今となってはスシは米が外にあるものだと思ってる人がほとんどな気がします・・

2010/03/12

5時間の講義

先週学生主催のシンポジウムのために休講にしてもらった
Urban Market and Financial Analysisという講義を2講義分まとめて
受けてきた。8:30-13:30、途中休憩15分間の5時間講義。
長かった・・・。

この授業は土地経済学を中心にディベロッパーがどのようなことを考えて
開発事業を行うのかを学ぶ。ゾーニング、容積率(FSR)、開発権移転(TDR)
の話など、プラクティカルな知識を多く学ぶので、今期唯一「都市計画学科」に
いる気分になる授業。

ドライだし複雑な話が多いけど、教えるのが非常勤の開発コンサルの人(MIT卒)で、
もの凄く話し方がうまいし面白いので飽きない。しかも5時間ぶっ通しで話続けてる
のにまだまだ余裕、という感じだ。
教え方に関してはadjunct professor(非常勤)の方がだいぶ聞いてて面白い。
世間で揉まれてるかの差なのかな(笑)


明日は久しぶりにウィスラー滑ってきます。昨日から40cm以上の降雪があったので期待!

ポリティカル・コレクトネス

先に書いたインタビューの冒頭で、人によってはNGワードである
disabled peopleという言葉を使ってしまい、disa,..くらいまで言った
時点で「ヤッベー!」と思ったが、そこで言い直すと余計不自然なので
そのまま言った。参加者の人達は全然意識してなかったようなのでセーフ。
(ちなみに、最もニュートラルな言い方はpeople with disabilities。
日本語にするとどちらも「障害者」だが、ニュアンスが異なる)

日本でも差別用語に対して最近はかなり敏感になってきていますが、
人種のるつぼである北米ではマイノリティに対して偏見のない呼称を
使うことに非常に敏感。これをpolitical correctnessと言う言い方を
するが、インテリの多い地域ほど異常なほど気にする人がいる。

特に日本人は先住民の人をついインディアンと呼んでしまうことがあると思うが
これもNGワード。アメリカではNative American、カナダではFirst Nationsが正しい。
ちなみに先住民でも特に北の人達に関してはアラスカではエスキモー、カナダでは
イヌイットが「正しい」(らしい)。

他にも、特にアメリカでは黒人のことをBlack peopleと言うよりはAfrican American
と言った方がニュアンス的には柔らかい。

呼称に限らず、会話の節々で気を付けることは多くある。
下手にある国のステレオタイプを強調しすぎていないか、とかそれを笑いのネタに使う
としても度を過ぎてないか、とか結構気にすることが多いpolitical correctness。
特にパブリックセクターで働く意志のあるような人や左寄りな集団(うちは結構その傾向)
では顕著。

気にしすぎるのも逆に意識しすぎの現れだし、細かく指摘しまくる人は結構ウザイ(笑)
ので、加減が難しいとこですが知ってて絶対損はしない。


これを含めてやはりこちらでは異なる価値観や人種がうまく共存していくため
の知恵とか意識っていうのが日本に比べて遥かに成熟しているなあ、と思う。
だから都市計画でも純粋に物理的な環境だけではなくソーシャルな側面への
力の入れようが凄い。

「違うこと」に対しての寛容さっていうのもかなり日本とは異なる。
違うことが当たり前の世界だから当然と言えば当然ですが。


かなり今更のことだけど今日再認識。

2010/03/11

聴覚障害と都市計画

今日はQualitative methods(定性的研究手法)のクラスで行っている
グループプロジェクトのfocus group interviewを2時間かけて行なった。

UBCのAccess&Diversity Office(障害者やその他教育へのアクセスに苦労している
人をサポートする事務所)がクライアントで、キャンパスの物理的な環境(教室や
建物、道など)がどのようにして障害を持つ人達のアクセスに影響しているか調べて
レポートする、という課題。研究結果は実際にキャンパスのインフラ向上に役立てられる。
グループごとに異なる障害を対象にしているが、うちのグループは聴覚障害を持つ人が対象。

今日のインタビューでは、cognitive mapping(日本語訳分からん。自分の意識している
物を中心とした地図を書いてもらうエクササイズ)とfocus group(企業のマーケティング部署
がユーザーの主婦とか集めてやるようなやつ)という2つのエクササイズを通じて聴覚障害を
持つ3人の学生から意見を収集した。

念のためにキャプショニスト、という高速タイピングで会話を全て字幕化してくれる
通訳さんのような人に来て貰った。ちなみになんと1分間で220単語打つそうです(220文字
じゃなくて220単語!)。ただ、普通のキーボードじゃなくて特殊な物を使ってました。
そうじゃないとあのスピードは絶対無理・・・


cognitive mappingもfocus groupもメンバーみんな初めての経験だったのでうまくいくか、と
最初は心配してたけど、予想以上に参加者の人達が積極的に発言してくれた。
むしろ時間がオーバーしすぎないようにうまくファシリテートするのに苦労した。

いくつか面白いな、と思った点:

・歩道が広いところは横並びで歩けるので友達と歩いている時に聞き易い。

・聴覚補助器機は周りの音をかなり増幅させるので、食堂や図書館のうるさい部屋は避ける。

・最近増えてきた"グリーンビルディング"と言われる建造物は全面ガラス張りの物や
オープンスペースが非常にたくさんあるので、聴覚障害者にとっては最悪。
音がエコーしすぎて非常に聞こえづらい。むしろ古い建物で、壁が音を吸収してくれる
ような柔らかい素材で出来ているとベスト。

・特に秋になると道の落ち葉を踏む音で歩いているときに会話が聞こえづらい。

・自転車が後ろから来ても全く聞こえないことがあるので自転車専用レーンはちゃんと
常に分けて欲しい。


他にも色々と「あ、そうか」と思う点がありました。

バリアフリーとかユニバーサルデザインというような言葉がようやく浸透して
きましたが、特に聴覚障害者のような目に見えない障害(invisible disability)
に関してはあまり注目されず、実際文献調査をしても非常にデータが少ない。
というか物理的な環境(built environment, physical environment)との関係に
ついてはほとんど過去の文献が存在しないに等しいようです。
ということで、募集して集められた参加者がわずか3人でしたが(これだけ集めるのも
非常に苦労しました)、今日集めたデータは結構意義のあるものだったと思う。

こういうインタビューをすると、明日から街を見る目が変わりそうです。
都市計画家って恐らくこういう異なるレンズをたくさん持ってることがとても大事。
ただ、グリーンビルディングの例のように矛盾が起こる場合は判断が難しいところです。

2010/03/10

プライスシグナルは種の保全に繋がるか?

EUがクロマグロ禁輸支持という記事を見て、プライスシグナルと種の保全について考えた。

経済学は「稀少資源の効率的な配分」を考える学問。そのコアとなる考え方が供給曲線と
需要曲線によって市場価格が決まり、それにより消費水準がコントロールされる
(価格が上がれば消費が減る、価格が下がれば消費が増える)、ということ。
これによれば、資源の稀少度合いに応じて価格がそれを現してくれる(プライスシグナルを
発する)ので、放っておけば勝手にマーケットが調整し、政府の介入などいりません。
いわゆる「神の見えざる手」ってやつ(マラドーナじゃなくてアダム・スミスね)。

でもこれって全てにおいて、特に天然資源においても成り立つルールなのか?

以前エコロジカル経済学の講義で「価格が低くても高くても種の絶滅は起こる」という
ことをチラっと学んだ。面白かったので関連の論文を調べてみた。

Markets and Biodiversity loss: some case studies and policy considerations
ではまさにクロマグロ(Atlantic bluefin tuna)の例を引き合いに出している。

資源経済学ではある種の個体数の均衡点(X)はコスト(C)と市場価格(P)を
用いて X=C/P と表される。
つまりコストが市場価格を上回れば個体数は回復する、という単純な式だ。

多くの商品は稀少性が増してくるとextraction costが大きくなり、価格も
上がる。そうこうしてるうちに代替財が現れ、そちらに消費が移行する。
石油と再生可能エネルギーの構図と一緒だ。

しかしクロマグロの例ではコストは大きく上がってはいるものの、
市場価格がそれを更に上回る勢いで上昇しているので漁師の人は尚も
マグロ漁に出るインセンティブがある。式で言えばP↑のスピード>C↑のスピード
なのでX↓。

何故価格が上がっても需要は減らないのか。

まあ直観的にも分かることですが、クロマグロ、特にその中でも最高級の
オオトロのような商品はステータスとの結び付きが非常に強い。そういう商品
においては価格が上がるとむしろ需要も増える、ヴェブレン効果(Veblen Effect)
という現象が起きる。その背景にあるのは、ステータスを示すための
誇示的消費(conspicuous consumption)。ヴィトンのバッグを買う心理と全く一緒だ。

代替財が現れるとすれば、養殖マグロや他の種類のマグロなのだろうけど、
(クロマグロの養殖は確率が低いものの成功している)むしろ誇示的消費の世界では
パチモンではなくホンモノにこそ意味があるので全く関係ない気がする。特に魚は
養殖と天然ではステータスがまるで違う。養殖の存在がむしろ天然の価値を更に
引き上げる可能性すらある。

市場は万能じゃない、というのは多くの経済学者が認めている点ですが、
このクロマグロの例でも稀少性を現すはずのプライスシグナルが種の保全に
おいては役に立たない可能性を大いに示している。

そもそもこの記事は数日後に開かれるワシントン条約会議に関連して書かれた
ものですが、上記のような理由により国際条約のような形で守ることには賛成です。
クロマグロが食べられなくなることよりも、食物連鎖の上位(high trophic organisms)
にいるマグロのような生き物が消えることによる生態系への影響の方がよっぽど問題です。
別にクロマグロ食べなくても死なないし。

この辺は水産学部の知り合い連中の方がよっぽど詳しいと思いますが。

1つ思うのが、もしクロマグロがワシントン条約で絶滅危惧種扱いに入って国際取り引きが
禁止になったら(なると思いますが)、絶対ブラックマーケットが出来て更に値段が上がる
ことが想定される。EU圏内の取り引きは国際取引とみなさない、ということらしいけど
EU圏外への密輸の徹底防止が伴わなければ逆効果になることすら考えられる。
ちなみにクロマグロの消費は日本が8割も占めてるそうです。
そんな巨大なマーケットが文句を言わないはずがありません。
築地のおっちゃん達がシュプレヒコール!してる写真を見ました。


先日のSeaChoiceの話といい、なんで都市計画学科にいるのにこんな話ばっかするのかって?

日本語では都市計画と言ってしまってますが、Planningってこちらでは
もっともっと広い意味で、僕の学科内専攻も一応Ecological&Natural Resource Planning
という名称です。なので土地利用計画や水関連に絡めて資源管理的な勉強も結構
するのです。なんだかんだ自分の環境への興味は鳥から派生してるので、最初は
都市環境の勉強が面白そうだなあ、と思ってやってきましたがどうも生物多様性、
天然資源系の話にやはり一番興味があるのではないかと思い始めた今日この頃。
日々興味関心がフラフラしてます・・・

これから「都市計画勉強してます」って言うのやめようかな~。
ちょっと言葉の意味が狭すぎる気がします。

2010/03/09

カナダとアメリカの違い

このテーマは、こちらに来て以来の一貫した興味であり、個人研究。
ことあるごとに色んな人(カナダ人)にアメリカとどう違うと思う?と
聞いてみている。今日は渡加半年の記念日(?)だったので、キリがいいところで
半年の研究成果中間発表(全然大したことないけど)。じゃじゃーん。


答えてくれた人の意見を独断と偏見と覚えてる範囲で意訳:

・アメリカに行くとコマーシャリズムがきつい。どこ行ってもなんか宣伝文句
があって、常に何かを売り付けられてる気分。

・アメリカに行くとカナダより大分宗教の影響が強いことを感じる。

・アメリカ人の方が大分ストレートに物を言う。カナダ人はタテマエがありすぎて、
損することも多いと思う。その点はアメリカを見習いたい。

・例えば高級車に乗ってる人を見ると、カナダ人は「へ、ベンツなんて乗りやがって」
とか「きっとアヤシイ仕事(shady business)でもしてるんだよ」みたいなひねくれた
反応をする人が結構いる。嫉妬もあるのかな。一方アメリカだと純粋に成功者への
尊敬みたいなのがある。自分もああなろう、っていうアメリカンドリームみたいな。
きっとカナダの平等社会、福祉国家的な側面が現れてるんだろうね。

・アメリカ人の愛国心は理想を追い求める思想みたいなとこから生まれてるけど、
カナダ人の愛国心ってホッケーとかメープルシロップとか・・・なんかねえ(汗)

・アメリカ人の方が確かにフレンドリーだけど、なんか表面的な感じがする。
カナダ人はシャイだけど、本当にいい人が多いと思う。


と、こんな感じで多種多様な意見がありました。


人に関して簡潔に言うと、僕の半年の総括は以下:

カナダ人は性格にバラツキが少ない=平均的に良い人が多い。けどどこか一歩引いてる。
アメリカ人はトンデモナイ奴もいるけど、もの凄く親身になってくれるむちゃくちゃ
良い人もいる。その幅が大きい。


なんだかんだアメリカは人口10倍だし、カナダもバンクーバーしか知らないのでなんとも
言えませんがこんな感じです。

格差社会、平等社会ってのは人の性格のスペクトラムにも影響するような気がしてます。



本文には全く関係ありませんが、軽く書いた「半年経った」ってのはよくよく
考えればもうプログラムの1/4終わったってことか、早い・・

2010/03/08

バンクーバーは小雪

オリンピックが終わったと思ったらまた寒くなった。
今日は午前中に小雪が舞った。明日も少し降るらしい。
寒の戻りってやつですね。
結局オリンピック中が一番暖かかった気がします(笑)


いつも行く1階のカフェで頼んだラテに今日は珍しくラテ・アートが。
店員も全員顔見知りですが、最近色々練習してるんだとか。やたら上手いです。
目が合うと飲むに飲めない(笑)

50mm F1.8はボケが美しい。持ち歩くのにも軽くて重宝するレンズですね。

山頭火

つい先日バンクーバーダウンタウンに山頭火がオープンしたそうです。
アメリカには既に7店舗あるみたいですが、バンクーバーってほんと日本食
何でも食える街です。

札幌に住んでた頃、琴似店に食べに行ってたのが懐かしい。

2010/03/06

魚を食べる時も資源について考えよう

先日Revelstokeに行った時、ど田舎なのにとても美味しいレストラン
があった。ケベック出身のオーナーとシェフが経営しているお店なので、基本は
フレンチベースで、アジアの食材や旨味などもうまく採り入れられている。
最近よくある健康志向で美味しいお店。都会には多くあるけどまさかRevelstoke
にあるとは。ここも有機野菜を使い、環境にできるだけ負荷のない食材を提供している。

メニューを眺めるとお魚料理が目立っていた。そこで同行したS君がおもむろに
財布から取りだしたのがSeaChoiceという団体が作っているCanada's Seafood Guideというもの。




スーパーで魚を買う際、持続可能な方法で獲られた魚を認証するエコラベルっていう
システムがありますが、それをレストラン等でも自分で判断できるようにした財布
サイズの小さなガイド。どの魚が乱獲されているか、どういう漁獲方法で採った魚は
食べない方がよいか、などが3段階で分かる。

これとメニューを照らし合わせると、やはりちゃんと緑ゾーン(Best Choice)
のものばかりが並んでいた。このガイドは大抵どこのスーパーでも無料で置いて
あるので、結構持ってる人がいる。一人一人の消費者が正しい選択をすれば、
物事は変わっていくと信じたい。

ただ、このガイド、めちゃくちゃ細かく漁獲方法別にまで書いてあるので、厳密に
従うには、店員に「このマグロは延縄(longline)で獲ったものですか?それとも
流し釣り(troll)ですか?」なんて質問をしなきゃダメになる(笑)

実際S君は冗談半分でこれを聞こうとしてましたが、もう1人同行のSさんにとめられて
結局聞かず。ちょっと聞いて欲しかった(笑)


日本は大量に魚を食べる国なので、このようなシステムが(やってるとこはあるでしょうが)
もっと普及すれば意義あるんではないかと思いました。

2010/03/05

TeamViewer

昨夜、知り合いからfinanceの宿題に関する質問を電話で聞かれ、エクセル
を使ってこうこうこうすればいい、と説明していた。しかし、このセルを
あのセルにああしてこうして、と口で説明してもなかなか伝わらなくてもどかしい。

あまりに煩雑なので、あちらが「じゃあTeamViewerを使おう」と提案してきた。

このソフト、僕は知らなかったのですが、相手のパソコンを遠隔操作できる優れモノ。
お互いこのソフトをインストールしているのがもちろん条件ですが、自分のパソコンに
固有のIDが与えられ、それを相手に教えれば、あっちからこちらのパソコン画面が操作
できるようになる。無料だし軽いので簡単にインストールできます。しかも使い方も
超カンタン。

これを使ったおかげで、僕がエクセルを操作してるところを相手は自分のパソコン画面
で見ることができ、一気に問題解決。電話越しで話しながら実際に手順も目で見えるので
事実上隣りに座って見てもらってるのと変わらない。携帯電話じゃなくてスカイプを
立ち上げてやれば、お互い顔まで見られる。

質問してきた彼は、ケベックにいる両親がパソコンの使い方が分からない、という
時にこのソフトを使って実際に操作手順を説明しているそうだ。
口で説明するのが面倒な時にもの凄い便利。
ビジネスでも教育でも家族内でも応用できて、画期的だと思いました。

初めて使ってみて、やたら感動したんですが、これって結構常識?
時代遅れなのは僕だけでしょうか・・・

2010/03/02

アドミション委員会

3週間くらい前からAdmission Committeeという、うちのプログラムへの
出願者の書類を審査する委員会に入っています。今年の9月に入学してくる人達を
決める大切な仕事ですが、学生も加わって(手を挙げれば参加できます)1人1人の
合否を議論します。

最終的な決断のウェイトで言えば、もちろんこの仕事に慣れていて過去の蓄積もある
教授陣が大きな部分を占めていますが、思ったよりも学生の意見がかなり尊重される。
僕が気に入って、この人は是非入れたい!!と思う人がいて、それが説得力のある正当な
理由ならば通っちゃう。

例えるならば日本のAO入試の合否決断に在校生が加わる感じ。
テスト方式の受験だと公平性が保たれるように採点も極秘で行われたりしますが、
そもそも書類審査って明確な点数的基準もない総合審査なので、その辺ユルい。
「書類持ちだしてどっかコーヒー屋で見てもいいよ、その代わりちゃんと返しといてね~」
といった感じで、信じられないくらい柔軟というかルーズというか・・・。

さすがに個人情報満載なので、他人に詳細を語らないことなどを最初に約束する
プロセスはありますが、あまり厳しくない。よって、もちろんこの場で具体的な話は
書けませんが、全体的に感じたことをちょっと書きたいと思います。

僕は環境系のstream(集中分野)なので、同じstream志望の人達の書類を見てます。
合格するのは30人くらいで、出願者は200人くらいの模様(これは例年大体似たような
数字で、公表もされてるので問題ないはず)

1人1人の志望理由書、成績(GPA,GREのスコア[うちではオプショナル])、推薦状
履歴書などを見て項目別に点数をつけてランキングをつけていく。確実に採りたい、
って人には早く連絡して奨学金のオファーを出さなければいけないのでまずは
成績など分かりやすい指標を使って上から見ていく。成績全てではないとはいえ、
やはり効率的に優秀な人を採っていくためにはこうするしかないんでしょうねー。
教授の意向によって全然やり方が違うとこもあるみたいですが。

就職活動のESで学歴によって切られるってのも良いか悪いか別として結局同じこと。
全員対等に見ていきたいけど、限られた資源で効率良く優秀な人材を採用するためには
ある程度目で見える指標が必要だし便利。


ざっとやってみた感想は・・・難しい!あるライン以上はみんな成績は良いし、
経験も豊富だし、推薦状も良いものを取ってくるし、その中でランクづけするのは
正直心が痛む(笑)明らかにダメってのと明らかに良いってのは文字通りはっきり
してて、その間にいるごちゃっとした層が似たり寄ったりで順位をつけるのが
非常に難しい。教授陣ももちろん同じこと言ってました。

あと、予想以上に教授陣はもの凄く丁寧に書類を読みこんでいる。
どうせ書類たくさん見ててうんざりしてるから適当に書いたって関係ないだろ、
と思ってたら大間違い。行間までちゃんと読んでます。凄くパーソナルに
その人の辿ってきた経緯を想像し、ここは評価すべき、っていうポイント
を言ってたりしててびっくりしました。自分の書類もこんな感じで議論
されてたのか、と思うとちょっとハズカシイです(汗)

面白いのが、この人は!って人に関してはみんな意見が一致したこと。
似たような中でもやはり光る人はいて、そこはほぼ全員(学生・教員)似たような
高いランクをつけていた。正直自分がつけたランクが全く教授と一致せず、
トンチンカンだったらどうしよう、と思ってたから自分の目はそこまで狂って
いなかったんだな、とほっと安心(笑)
逆に中間層の中ではランク付けにかなりバラツキが出始める。
重視するポイントが審査する人によって違ったり好みが出てくるからだろう。

これまた就活に例えると、受かる人は複数の所からオファーが来るってのと
似てるのかな。でも就活はその人のスペックだけではなく社風とか企業文化との
適合性も大いに関係あるのでいくら優秀でも受からない人はいて、その辺
少し違う気もします。

最後に、推薦状が一番読んでてつまらない。ほとんどの推薦状はベタ褒めの嵐で
(良く聞くことだけどホントなんだ、これが)、やはり一番有効なのは具体的に
その人の良い点、欠点を指摘してるもの。ビッグネームや審査してる教授の知り合い
からの推薦状でもない限り出来る限り一番自分をよく知ってる人に書いてもらうに
越したことはない。


と、結構就活に例えてみましたが、そもそも僕がこの委員会に入ろうと思ったのも、
審査する側を経験してみたかったからに他ならず、近い将来やってくる就の活って
もんの採る側の気持ちが少しでも分かればいいかな~と思ってやってみました。
(書類審査だけで面接はないけど。)

時間かかるし面倒な作業も多いけど貴重な経験になりました。
あとはこの経験を活かして「この人は!」って思ってもらえる人になれるかが
大きな問題です(笑)


ってなわけでざっくし書いてみました。
こんな裏話を書いてもいいのか?と思われるかもしれませんが(全然秘密情報は
書いてませんが)実際このプロセスはホントその学校次第、その学部次第、その教授次第
で全然違うので、例えこの記事で詳細を明かしたとしても他のやり方と全く違う可能性大
なのであまり参考になりません(笑)

ただ、凄くおおまかな点はどこも似てると思うので今後受験される方へのご参考までに。

2010/03/01

春~夏プラン

五輪休暇が終わり、Post-Olympic depression(五輪後憂鬱症状?)
なんて言ってる人もいます。確かになんかお祭りが終わった後の
独特の寂しさというか、夏の終わりの合宿の帰り道みたいというか・・・

ここからはアッという間に夏になってしまうと思うので
今のとこ決まっていることを書きだしておこう。

3/5 Finance宿題提出
3/12 Qualitativeペーパー提出
3/17 Qualitativeプレゼン
3/19 Finance宿題提出
3/22 Qualitativeグループペーパー提出
3/24 Qualitative個人ペーパー提出
3/26 Finance宿題提出
4/9 Finance宿題提出
4/10 Lawペーパー提出
4/15 Lawテスト
4/21 Qualitativeペーパー提出 学期終了

5/3-5/14 コスタリカ集中講義
6/14 - 6/25 Urban Food Policyの講義

6/26 - 9/3 どっかでインターン(候補複数)+旅行?免許取る?


早め早めのアクションを心がけよう(苦手なとこです)