2010/04/30

1.5ジャパニーズ

うちの学年に日本人とデンマーク人のハーフの人がいる。
僕と合わせて1.5人の日本人でプログラムの人達に寿司を振る舞おう、という
ことになり、昨日は1日買い物と調理に費やした。プログラムの人達、と言っても
PSAという学生団体の人達15人くらい。今年一年お疲れ会兼来年のバジェットを決めたり
する会議。会場はPSA財務大臣(笑)の女の子の家。ダウンタウンの一等地のコンドミニアム
の25階に住んでいるので見晴らしが素晴らしい。超良い場所なのに彼氏とシェアなので
僕の寮より少し高いくらいの家賃しか払っていないというのでおいしい物件を手に入れた
もんだ。

1.刺身でも寿司でもなんでもOK
2.寿司は好きだけど魚は苦手(なんじゃそりゃ)
3.日本食は大体いけるけど海産物全てNG

という三種類のややこしいお客様の要求に応えるべく

-鉄火巻き、サーモンロール、太巻き(椎茸、卵焼き、ほうれん草、干瓢、でんぶ)
アボカド・キュウリロール 

に加えて 

-焼きそば、野菜餃子

を振る舞った。


時間が経つとせっかく巻いた寿司が段々と開いてきてしまうのはどうしたら
よいのだろう。そもそも中身の米と具を入れ過ぎ+巻くのがヘタクソ、なんだろう。
でも30本くらい巻いて多少上達した気がした。





ご飯冷ますためにうちわある?と言ったら扇風機を貸してくれた(笑)

巻くのに夢中で肝心の寿司の写真なし(笑)

おまけ。行きつけ(というか同じビル)のカフェがまた新しいラテ・アートを作ってくれた。

2010/04/28

今週の読書

課題が全て終わった日、ダウンタウンのブックオフに直行し、
$2コーナーで新書を適当に買ってきて3日間で5冊くらい読んだ。
久しぶりに読む日本語の本は新鮮。面白い。

・続「超」整理法・時間編 野口悠紀雄
・問題解決の心理学 安西祐一郎
・誰も知らなかった賢い国カナダ 櫻田大造
・大人の見識 阿川弘之
・3年で辞めた若者はどこへ行ったか 城繁幸

2010/04/27

未来のイメージ

実は先週企画したパーティーのテーマは「The Future」だった。
なんでまた、と思うが、これはクラスメートによる以下のような提案の結果。

昔は未来のイメージというものを多くの人が(映画などを通じてにせよ)
持っていた。ピカピカの格好をし、空飛ぶスクーターみたいな乗り物でビルとビルの
間を飛び回る。3~40年前に人々が持っていた2010年のイメージはそんな感じだったん
じゃないかと思う。しかし実際はそんな世界はほど遠く、逆に人口爆発、資源枯渇、気候変動
などなど人間の活動そのものを脅かしかねない不確定要素が身の回りには溢れている。
現代人、特に若い世代にとっては昔ほど未来に希望が持てない、未来像がはっきりしない。
それなら自分が思う未来、というものをこのパーティーで表現してみよう!
歴史は繰り返す、だから未来人は80'sや60'sの格好をしているはずだ、という風に
考えてレトロなコスチュームで来るも良し、宇宙服のような格好をしても良し。


こんな経緯で、ゲストスピーカーの方にも「未来」というテーマに沿って話してもらった。
ちなみに僕はスキーのヘルメットと水中メガネを全てアルミホイルで包み、
古典的な未来スタイルで出席しました(笑)


今ちょうどレスター・ブラウンのプランB 4.0を読みかけていて「未来のイメージ」
について考えた。世界はこのままBusiness-as-usualを続けていてはダメ。
じゃあどんな世界にしていけば良いのか?ポジティブで大きなイメージ(Big Picture)を
常に持っていたいし、大事だと思う。本を半分くらい読んだところで自分のもつイメージ
と合わせて書いておこう。


例えば今から2~30年後の世界は:

・主要な都市間は高速鉄道で結ばれ、都市の内部においてもライトレール(LRT)、バス、
自転車が主な交通手段。現在のロンドンのように車が都市に入る為には渋滞税を取る。
その税金で更に公共交通インフラ、自転車レーン、歩道の整備をする。
大体どこの都市に行ってもレンタサイクルがあり、安全な駐輪スペースがある。

・車は全てプラグインハイブリッドや電気自動車。全ての家庭ガレージや駐車場は
スマートグリッドに接続されたコンセントを装備しているのでそれを通じて常時電力を
売り買いできる。もちろんそれらの電気は太陽光や風力など、化石燃料に頼らない
方法で発電されたもの。

・照明に使われる電球は全てCFLやLEDに置きかわる。それらの照明機器は全て窓ガラス
に内蔵されている光センサーや室内の人の有無を確認するセンサーと接続されているので
無駄な電力は一切消費されない(これは実際2007年に知り合いにNYタイムズの新しい
ビルを案内してもらった時に見せて貰った)

・街を流れる川は護岸工事された状態から元の生態系へ復元され、結果突発的な
洪水などの水害が減り、土壌のフィルタリング効果によって水質も改善される。
これによって(例えば日本なら)一時失われ欠けたメダカが見られるようになり、
他の昆虫類や鳥類も都市環境で生息可能になる。渡り鳥の中継地も多く確保される。

・ほとんどの建物が緑化された屋上に独自の雨水タンクを持っていて、
降った雨の多くは建物内のトイレの洗浄などに有効利用される。
また、現在コンクリート張りの街の舗装は多くが浸透性のもの(permeable paving)になり、
これにより更に水害は減る。おまけにヒートアイランド現象も改善。

・都市農業が活発に行われ、都市で消費する野菜の多くが都市内あるいは
近隣の郊外で栽培される。都市公園の多くは土曜日になればファーマーズマーケット
が開かれる。例えば札幌の大通公園など。これにより都心の小学校などにおいても
子供の食育が促される。

・地産地消、ローカリズム的な動きがある一方で、それがナショナリズムや
国際協力体制を阻害しないように人的な交流や情報の交換はより活発になる。
理想的にはなるべく多くの人がより多くの国に知り合いや友達を持つ。こうした
緩やかな人的ネットワークが結果的に国家間の紛争をなくしていく。


結論:未来は環境や自然と文字通り共生するようなスマートな世界になる。
そもそも「環境」という言葉は「外部的な」というニュアンスや意味合いを持つ。
その垣根を徐々に取っ払い、人間と自然がシームレスに交わる空間が結果的に効率的。
それは必ずしも環境「保護」という意味ではなく、テクノロジーと自然の力を
シナジェティックに利用する(例:自然光と窓のセンサー。結果的に電力消費減。)
クリエイティブかつイノベーティブな発想が一層大事になるだろうと思う。


全世界がこんな風になるには2~30年じゃもちろん無理だろう。
けど、先進国やemerging countriesと言われるような国なら不可能な話じゃない。
レスター・ブラウン曰く:"Difficult? Yes. Impossible? NO!"

よく言われるように、その気になれば戦時のようにあらゆるリソースをある
一点に集中させることが可能だ。「その気になれば」という大きな条件付きで。


自分が将来具体的に何をやりたいのかここ数年常に考えていて、あっちへ行ったり
こっちへ行ったりと考えは揺らぐばかりだけど、このような大局観を持って、自分が
少しでもこのような方向に貢献できる仕事ならば、民間・公共に限らず関われたらいいな、
と思う。実際やってみないと、いくら考えても自分に何が合ってるかなんて分からない。

自分は結構縁と流れで生きてきた(それでも"planning" schoolにいます 笑)今後も
そういう生き方になるような気がしますが、大きなイメージを失わないように気を付けたい。


追記:
これを書いていて、バークレーのknjさんの記事(http://mppryugaku.exblog.jp/9631827/)
を思い出しました。

のんびりな日々

最近は雨だったり晴れだったり、寒かったり暖かかったり。
天気予報も今後1週間晴れだ!と思って翌日見たら今度は全部雨に変わってたり。よく分からん。
ただ、日々着実に木々は青くなり、花は咲き、鳥の種類も増えてきている(渡り)。

今週日曜のコスタリカ行きまでは毎日のんびりとした日々を過ごしている。
毎日本を読み、晴れたら散歩に行って写真を撮ったり。時間があるのでちょっと
凝った料理を作ってみたり。なんか老人の生活みたいだな(笑)

昨日はかなり遅ればせながらアバターを見てきました。公開から4ヵ月も経ってる
のにまだ上映してるとこがあるんですね。3Dは映画館でメガネ付けて見なきゃ
意味ないだろー、と思いまして。監督が宮崎ファンで、もののけ姫の影響を受けてる
らしいですが、確かにそう思った。ストーリーはちょっとcheesy(ベタ)な印象も
受けたけど、迫力ある映像でカバーしてる感アリ。先住民の生き方を美化し過ぎ!という
意見の友達もいました。

Northern Flicker(キハシボソキツツキ)

Northern Flicker(キハシボソキツツキ)

White-crowned Sparrow(ミヤマシトド)

UBCの観光名所MOA(Museum of Anthropology)

2010/04/22

Bald Eagle

天気がいいので午前中チャリでIona Beachへ。
海岸は強風でチャリ漕ぎがえらい大変だったけどハクトウワシ祭りでした。
今日はやたらといました。やっぱカッコイイ。

あまりに風が強いので500mm手持ちで手ブレを抑えるのが大変でした。
飛翔写真のピントが甘いですが大目に見て下さい・・・








おまけ。カナダガン。
春ですなあ。子ガン可愛すぎる。

クックブック

うちの学生団体PSAの予算が今年はキツキツなので、ファンドレイジング
をしなければならなかった。そこで、例のパーティーと同時並行で、
学部内の人達からレシピを募って料理本を作ろう!というプロジェクトを
行った。結局教授陣含めて60個のレシピが集まり、一冊$15で売り、数100ドルの
資金が集まった。

今日はその印刷が終わり、発売を開始したので、僕も一冊購入。
早速本に載っていたRidiculously easy banana bread(バカみたいに簡単なバナナブレッド)
というレシピに基づいてデザートを作ってみた。
(ちなみにこのレシピはうちのディレクター(学部長)がくれたものです(笑))

ホントにバカみたいに超簡単だけど美味しく出来上がりました。

レシピは以下:

バナナ 3本
砂糖 200g
小麦粉 350g
卵 2個
ベーキングソーダ 4g
塩 少々
油 少々

これをとにかく全部突っ込んでよく混ぜ、容器に入れて160度くらいで
25分焼くだけ(マフィンの容器に入れた場合)。

ほんと15分くらいで出来ちゃうのでオススメでーす。

2010/04/18

バーンアウト気味

先週の金曜日に夏の仕事のインタビューを終え、土曜日のパーティーが
無事終了し、それ以降バーンアウト気味です。明日提出のペーパーがあり、
今日は朝からそれに専念しようとするも、全然エンジンがかからず、かなり
適当な出来になってしまった。。。

ここで少し自分のためにも振り返っておこう。


インタビュー

自分としてはなかなかうまくいった。人生初の英語での面接だったので
行くまでは少し緊張したけど、聞かれるであろう質問に対して予め回答を
考えて用意していたのが自信になった。しかも面接官の1人が知り合いだった
のもあり、途中からほとんど緊張ゼロで喋りまくってきた。1時間面接が
あるっていうのでなかなか長いなあ、と思ったが、終わってみれば見事
1時間ぴったりかかってた。話してると意外と時間は早く過ぎるもんだ。


・・というのは自己査定であり、面接は相手(面接官)+他の競争相手あっての
ものなので出来たと思って落ちることもあれば出来なかったと思って受かることもある。
ということで正直自分がどう思ったかはほとんどアテになりません。
それは分かってました。それでも割と良かった方かな、と思ってました。
でも結果はダメでした。

面接官の方が電話でわざわざ連絡をくれ、面接は非常に良かったけどもう1人
強力な相手がいてその人にオファーを出した、と教えてくれた。実は採用枠1人
のポジションに209人の応募があり、shortlist(最終候補者)に載ったのは
わずか5人。しかもその5人は全員うちのプログラムからで、全員知り合いだったという
ことが判明(笑)
おなじプログラム内で競争するのは若干気まずいですが、ポジションを獲得
した2年生の人は確かに経験も豊富だし手強い相手だったので納得。

ま、しゃーないです。
それなりに今の自分の持っている実力は出せたと思うのであまり悔いなし。
バックアッププランをいくつか用意してあったので早速それらに取り掛かる。

ただ、これが本当の就職活動で頻繁に起こったりすると思うとなかなか
精神的には辛いだろうな、と思う。今日本で必死にシュウカツを頑張ってる
友達には是非堪えて頑張って欲しい。


パーティー

当日もなんとトラブル続き。なんでこうまあ・・・
まずほとんどの人が時間に来ない。なのに用意したゲストスピーカーが先に来る、
というハズカシイ状況。こんな少ない聴衆にわざわざ講演してもらうのは
有り得ない、ということでなんとか間をもたせて対応。幸いスピーカーの方も
全然気にしていない様子だったので事なきを得た。

時間にルーズな人が多いのは困ったもんだ。
カナダ全般に言えることですが、特にうちのプログラムは多い気がする・・・

まあ後から分かったことが、多くの2年生がとにかく飲みたい!
ゲストスピーカーの話なんて別に聞きたくない、ということで意図的に
遅れて来たようだ。まあ確かにパーティーでゲストスピーカーというのは
今年初の試みで、賛否両論だったんだけど、少しは知的な内容も入れたほうが
いいと思ったし、実際聞いていた人は非常に満足してくれたので良かったけど。。

「せっかくyuが企画してくれたのに来ないなんてunprofessionalだ」と一緒に
憤慨してくれた友達も多くいたのは救い。

後半はブラジリアン・ボサノババンドの生演奏やセミプロのDJの音楽で
大いに盛り上がり、終わってみればみんな気持ちよく酔っ払い踊りくるって
いた。終わり良ければ全てよし、とします。
翌日は色んな人から感謝のメールももらい、面倒臭くてストレスの溜まる
仕事も感謝されるとやりがいがあるもんだ、と再認識。

今回の件で、幹事という特定のことに限らずチームを率いて何かをなし遂げる、という
経験を積めたのは非常に貴重だった。結構適性もあるのかもしれない、と思った。


ちなみに全く関係ないが、パーティーでDJがかけてくれた音楽で、
とても"カナディアン"らしいdrinking songを以下に紹介。カナダはスコットランド
やアイルランドからの影響が大きいので、この曲も非常にケルティック。
実際ノバスコシア州(Province of Nova Scotia)はNova=New、Scotia=Scotland。
カナダ人のステレオタイプは飲んべえってことになってるらしい。




これから5月2日のコスタリカ出発までは骨休め。
今まで時間がなくて読めなかった本を読んだり、やっと晴れることが
多くなってきたバンクーバーをエンジョイしたい。
まあ、まずは夏の予定を固めたい。インターンが1つ×になったので
他の候補がどうにかうまくいってくれれば・・・

2010/04/15

爽快

今日は朝から45分間のプレゼン、その後1時間テスト、更にペーパー2つ
提出、という盛り沢山の1日だった。

テストは法律のクラスのものだったのでなかなかタフだった。
いまいち出来たのか出来てないのかよく分からない(知識だけを問うものでは
ないので判断できない)けど、とりあえず溜まりまくっていた課題が今日で一気に
目の前から消えた気分で爽快。あとはペーパー1つ残すのみ。週末をかけて
じっくり取り組もうと思う。

とりあえず今日はひと段落、ということでこれからクラスのみんなと
飲みに行って来る。

明日は昼からインターンの面接(1時間)。その準備ももう少ししなければ。

更に明後日は今まで散々苦労して計画してきたEnd of the year party。
結局大学事務まで交渉に行ってOKを取り付けた。もうこれからトラブルが
あるとは思えないのでとりあえず一件落着。かなりストレスフルだったけど、
結果的には大学当局内のコミュニケーション不足をこちらが走りまわって橋渡し
した形になった。押せばなんとかなる、というのも実感した。


あと、また詳しく書きますが、5/2-5/15でコスタリカ行って来ます。
昨日チケット購入しました。往復で$690くらい(6万円ちょっと)、安い!

行きはシアトル→ヒューストン→サン・ホセ
帰りはサン・ホセ→ヒューストン→LA→バンクーバー

という空路で行くことになりました。楽しみです。

2010/04/12

Procrastination

大学院サバイバル英単語常用編

Procrastination

【名】ぐずぐず延ばすこと、引き延ばし、先送り{さきおくり}、遅延、優柔不断

(例)Don't procrastinate on Facebook when you're supposed to be
working on papers. : Facebookで時間潰してないでさっさとペーパーを書きなさい。



学期末になるとみんなFacebookで愚痴ってます。

・「8時間リサーチしたのにまだ1文字も書いてない」

・「ペーパーが終わる気がしない」

・「Facebookで1時間も時間を無駄にしちゃった orz」

・「春休みのこと想像してたら2時間経ってた」


Facebookやってるヒマあるなら課題やりましょう、ってみんなお互いに
Facebook上で言いあってます。これぞprocrastination。


あーもうちょっとの辛抱。。

2010/04/11

インターンシップ論争

最近NYタイムズに出た記事が身近でちょっと話題になっている。

「無給インターンは違法か?」というタイトルで、近年急増している
インターンという名のただ働きの実態をレポートしている。

日本ではようやくインターンシップというものが一般化してきたが、
その多くが「体験型」という感じで交通費はくれるが給料が出るものは
少ない。(一部シンクタンクや外資系金融・コンサルは結構貰えるみたいだが)

北米では長らくインターンシップという制度が正社員になる前の
ステップとして学部生にも院生にも定着していて、カリキュラムの一部になって
いるところも多い。しかも給料がしっかり出るものが今までは多かったのだが、
最近の傾向として無給のものが急激に増えているそうだ。
(Stanfordのキャリアセンターではこの2年で無給の数が3倍以上に増えた)
景気的な要因も大きいのでしょう。


僕も院生1年目と2年目の間の夏の過ごし方としてインターン先を冬から色々探して
きたが、無給のものの多さにびっくりした。もちろん分野によるんだろうと思うが
政府系やNPOなどお金がシビアなとこはほとんどが無給。来週に面接を控えている
有給のポジションがありますが、それは「インターン」という枠ではなく
「短期フルタイム」という枠で応募したもの。

確かに何も知らない学生がポン、といきなり入ってこられたら組織としては
教育もしなきゃダメだし面倒なので給料を払うどころかコストにしかならない、
と考えるのも理解できる。だから、インターンの仕事内容というのはあくまでも
教育目的で学生側も経験と引き換えに無給という条件を飲んでいる。ただ、この
記事を読む限り一部と言わず結構な割合でこの「インターン」という制度を逆手に
とってただ働きさせている組織が多いようだ。
あるケースでは豚インフル防止の為、ということでドアノブの掃除をずっとインターン
にさせてた、なんていうひどいとこもあるみたい。

それは極端なケースとしても、インターンとアルバイトの境界線というのは結構
グレーゾーンであることは確かだ。一応定義としてはインターンは「雇用者に直接的な
利益をもたらさない労働」をするそうなので無給・有給の判断はmutual benefit test
(相互に利益があるかの検証)をする必要がある、ってなことが書いてある。
それもなかなか曖昧にならざるを得ない気はする。


ちなみに同じ寮の知人の知り合いはGoogleでのインターンをゲットし、
月給7000ドル(約70万円)で3ヵ月雇われるそうだ。ビジネススクールのHPなどを
見ていてもインターンの平均月給が6000ドル(60万円くらい)とか書いてあって別世界。。
無給インターンなんて何処の話だ?という感じですね。
ま、彼らのインターンは完全に企業の青田刈りなのでちょっと話が別ですが。


とりあえず来週の面接頑張るべ。

2010/04/07

近況

どうでもいいネタならともかく、少し気合いを入れて書こうと思うとブログ
というのは結構まとまった時間が必要。
最近流行りのTwitterなんかはその分気楽といえば気楽なんだけど、
僕としてはどちらかというとブツブツつぶやくよりはやはりまとまったものを書きたい派。
(と言いながら一応Twitterアカウントだけは持ってますが、もっぱらフォロー専門)

ということで、書きたいことはいくつかあるのですが、如何せんここのところ
忙しく手が回りません。

一応生きています、というご報告。


来週がとうとう学期最後の週ですが、20ページのペーパー2つ、10ページのペーパー1つ、
プレゼン2つ、夏のインターン(仕事)の面接、そして幹事をしているパーティーの企画、
とやること盛り沢山で慌ただしい日々を送っています。

イースターの四連休は土曜日にウィスラーへ行った以外は3日間とも朝9時から
夜の7時までずーっと1階のカフェで法律のクラスのペーパー書きに追われていました。
と言ってもウィスラーは4月とは思えない腰までパウダーのコンディションだったので
いいリフレッシュになりました。


パーティーは、早めに色々と準備をしていたので後は細かいことを決める
だけだ、と思っていた矢先、なんと予定していたキャンパス内の会場がアルコール
ライセンスを剥奪される、という思わぬアクシデント発生。原因は未成年(学部生)
が飲んだ勢いで屋根から飛びおり、病院に運ばれたため。これで、バー側が未成年に
アルコールを出していたことがバレ、大学当局がライセンスを一時剥奪したのでした。
このバーがうちのパーティー会場にアルコールを提供してくれるはずだったので、
うちらまで巻き添えを食らった、という訳です。

このクソ忙しい時期にやってくれました。
(大人しく宅飲みするかバーに忍びこむとしても泥酔するな!と言ってやりたい・・・)


学生団体経由で契約しているので、直前に会場変更というのは手続上難しく
残った手は自分達でアルコールを調達して売る、という手段。しかしその為には
SOL(Special Occasion License)というアルコールを提供する為のライセンスの取得
が必要で、州営の酒屋と警察の許可が要る。しかし、会場のGSS(Graduate Student Society)
という大学院生向けの施設では原則アルコール持込禁止。ただ、今回は特別なケース
なので、GSS側の議会が特別措置を取ってくれれば、SOLによりアルコール提供が可能になる。

という訳で、GSSの担当者に根回しし、期限的にかなりギリギリのSOL取得の手続き
を人にお願いしたりと、ここ数日奔走していた。
ただでさえ勉強で忙しいのに、幹事として上記のようにあらゆることの連絡係をしなきゃ
いけないので結構ストレスが溜まった。ただ、周りから「この大混乱をスムーズに
取り仕切ってくれてありがとう」という言葉を貰ったとき嬉しかった。


どうにか今のところSOLが取れそうなのであとは祈るのみ。

別にアルコールを諦めればそれで済む話といえばそれまでなのですが。。
この学期末パーティーは教授陣も来るし、一番重要なイベントなので
アルコール抜きというのは大ブーイング必至。


ま、まだ解決とは言えませんが、この一件は勉強にはなりました。

2010/04/02

4月だというのに

4月に入ったというのにバンクーバーは連日肌寒く雨続き。
最近の最高気温は7度前後で、朝晩は2,3度という寒さだ。
ウィスラーもこの1週間で90cmの大雪に見舞われている。

しかし東に目を向けると、トロントやモントリオールは軒並み25度前後
まで気温が上がっていて、春を通りこして夏のような天気のようだ。

オリンピック中はあんなに暖かかったのに・・・本当に変な天気だ(-~-;)

2010/04/01

地球温暖化の証拠

深夜、学部の学生用メーリスに"Proof of Global Warming"という
挑発的なタイトルのメールが出回る。なんだなんだと開けてみたら・・・





アホか、はよ寝ろ(笑)


ま、エイプリルフールだしね~。


世の中明日からイースター4連休だというのに哀れな大学院生達は課題のピークです。

でも土曜日くらいはスキーに行こうかと検討中。結局4日間勉強し続けても効率悪いので
1日くらいリフレッシュして、残りの3日間を危機感持ってやる方が生産性が上がる。