今日、寮の一階に入っているカフェで勉強していると、英語でもなく
ドイツ語でもない気持ち悪い響きが聞こえてきた。オランダ語だ。
うちの弟が高1から高2の1年間ベルギーのオランダ語圏に1年間留学していたため、
オランダ語感知に関しては人一倍敏感なのだ。
カウンターに目をやると店員の女の子と、僕と同じフロアに住むオランダ人Y君が喋っている。
その店員とは前から顔見知りだったので、Y君が去った後に何故オランダ語を喋れるのか
聞いてみた。するとなんと
「ベルギー(オランダ語圏)出身だもん」
という返答。
ビックリ仰天。普通に3ヵ月間接してきてカナダ人だと思ってました。。
しかも9ヵ月前に来たばかりで、1年だけカナダで働いてベルギーに
帰るという(ワーホリみたいなもんか)。
ウィスラーで一緒だったベルギー人の女の子はフランス語圏出身(ブリュッセル)
だったせいか、結構フランス訛りが強くて所々たどたどしい明らかに外国人の英語、
という感じだったが、この店員は訛りなしのほとんど完璧な英語。
TOEFLの成績を国別で見るとオランダがブッチギリでトップなのは結構有名
な話ですが、オランダ語って相当英語との親和性が強いんだろう。
それに加えて、オランダ語だけ喋れてもやっていけない、という小国の
危機感みたいなのももちろん影響してるんでしょう。
そういう意味じゃ日本語も日本しか通じないかなりマイノリティーな言語だけど、
幸いあんなに狭いのに1億人強の人口を抱える国内市場があるから助かっているんですね。
ヨーロッパ人を見る度に思うけど、単純にバイリンガルとかトリリンガルと
言っても質的にはかなり異なりますよね。仏語・伊語・西語のトリリンガル
よりも英語と日本語のバイリンガルになる方が難しい。
スポーツもこれとよく似てるんだろう。野球とテニスは相関が凄く強いらしく、
確かに野球経験者は割とスムーズにテニスの技術を習得できる。
仏語・伊語・西語のトリリンガル、といったらテニスとバドミントンとスカッシュ
が出来ます、と言ってるようなもんか。
まあ、そんなこんなで恐るべしオランダ系の英語力(かなり無理矢理な結論)
雨の小道
7 年前
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