2010/07/31

坂の街

1日サンフランシスコをブラブラ。
お昼に急に雲呑麺が食べたくなって粥麺の文字につられて入ったかなりアヤシイ
中華料理屋Sam Woが実は隠れた名店であることが分かった。
隣りに座ったNYから来たインテリアデザイナーのおばさんは、35年前に父親に
連れて来られて食べた料理が忘れられず、今回頑張って探したらまだお店が健在で嬉しい、
と喜んでいた。普通に歩いていたら見逃しそうな店構えなので、口コミとリピーターで
保っているんだな。

ちなみに「粥麺」と書かれていたらまず間違いなく香港系の美味しい雲呑麺が
食べれるのです。








髪型設計・・・実に分かり易い!

2010/07/29

ファーマーズマーケット


このOlive Breadは今まで食べた中で一番美味しいパン、と言っても過言ではない。





ファーマーズマーケットは都市の中のコミュニティ形成の場、
古代ギリシャのアゴラみたいなものとしてとても有益な場所だと思う。

バークレーにはファーマーズマーケットがたくさんある。
場所としていいだけではなく、売っている食べ物も(ちょっと割り高だけど)
どれも新鮮で絶品。見ているだけでワクワクしてくる。

札幌の大通りは毎週土曜日にでもやるべきだと思うんだけどなあ。

2010/07/28

青い空、流れる雲

24mm F4 6seconds

夜でも空が明るくて青い日がある。

スローシャッターの世界は夢のようで好きだ。

2010/07/23

都市ランキング



たまに面白い記事があると買っているイギリスのビジネス/文化/アート雑誌
モノクルの今月号は独自の都市ランキングを含めた「都市」特集。

「世界の住みやすい街トップ25」によれば我等が日本からは東京が4位(ほんまかいな)
福岡が14位、京都が23位と、3つもランクイン。トップ層はやはり北欧勢が占めていました。
ただ、1位はミュンヘン。でもこれは納得。北欧行ったことないので説得力ないですが、
確かにミュンヘンは旅行で行ったときに住みたい!!と思った街だった。

北米からは13位のホノルル、16位のバンクーバー、19位のモントリオール、
22位のポートランドの4つがランクイン。他のランキングでは常連のサンフランシスコや
ニューヨークがこのランキングには入らず、結構渋い所が入っている気がした。
ただ、個人的にはポートランドとバンクーバーが入っていて大満足。

最後の数ページには、「ランキング外だけど注目の都市」でベイルート、イスタンブール、
ナポリ、リオ、そして台北が入っていて、これもなかなかセンスいい!と
思ってしまった。(全部行ってみたい)

全体的にちゃんと見てるとこ見てるな、と思ったランキングでした。
ま、こういうランキングは個人的趣味が大いに影響すると思いますが。

興味のある方は見てみて下さい。

2010/07/19

UC Berkeley

ここのキャンパスは本当に綺麗だ。
特にこのようなカリフォルニアンブルーな夏の空をバックにすると。



禅と綱渡り

土曜日はサンフランシスコの街に出かけ、早朝からZen Center
なるところに行って来ました。知り合いの僧侶Iさんが3ヵ月滞在
されているので、その方を訪ねて。

サンフランシスコの禅センターは全米でも歴史が長いらしく、
元ユダヤ教会の立派な建物に入っていました。




しかもさすがサンフランシスコ、かなり熱心なアメリカ人仏教徒の
人も多くいました。

もともとランチだけご一緒する予定でしたが、どうせなら坐禅も
レクチャーも聴いていきなよ、ということで朝からお邪魔。
更に午後からはIさんがはまっているスラックラインという綱渡りスポーツ
にチャレンジ。前からやってみたかったのです。
これが見かけ以上に難しい。一見簡単に見えますが、片脚を置いた
瞬間ヒモがもの凄い勢いで震動し、止めようとしても止まらない。これは
誰でも最初経験することらしく、止めようとすればするほど止まらない。




でも2時間後には13歩まで歩けるようになりました!

これはかなり遊べるし、バランス感覚や精神統一にもいい(禅と凄く関係
ある、らしいです)ので今度買います。そして練習します。

熱波

連休の日本は梅雨明け早々猛暑が続いているそうですが、今年の夏も
各地で記録的高温続きで、やはり年々こういうニュースが増えていると
実感します。

6月にはパキスタンのモヘンジョダロ(最古の計画都市ですね)で同国観測史上
最高の摂氏54度を記録したほか、つい最近はロシアでも40度台を
記録、その少し前は北京で5日連続43度と、さすがに異常。
(ちなみに僕が今まで経験した最高気温はカリフォルニアで45度でした)

Legal Planetに熱波関係の記事が最近2つあったのでご紹介。

"Heat Waves? Get use to them"

"Are Heat Waves Related to Climate Change?"


どちらも熱波と気候変動の関係について書いていますが、2個目の指摘で
面白かったのは、保守派の気候変動否定派の人達は寒波が来ると「ほら見ろ」と
ばかりに気候変動論を否定しにかかるが、最近はもっぱら沈黙を保っているそうな。
1つの現象を取って気候変動というトレンドに結び付けるのは愚かな発想だとしても、
共和党の方がメディアを使ったりレトリックを使いこなしている、というのは
今読んでいるGeorge Lakoffのフレーミング理論の主張と同じだな、と思った。

まだ全部読んでませんが、要するに人間はデータや論理的な主張よりも感情や
あるフレーム(思考形態)によって考えるので、その点共和党の方が人間の脳の
仕組みを分かった上でのキャンペーンを展開している、という感じの論旨。
だから普通に考えれば明らかに筋の通った民主党の政策や主張も、世論の
支持を得る段階で共和党に負けてると。現代アメリカ政治の矛盾を理解するには
脳の仕組みを理解しなきゃいけん、と。

George Lakoffはチョムスキーと並んで言語学界の超有名人ですが、
以下の本は邦訳もされてるようです。特に「レトリックと人生」はこの分野
では古典なのかな?

・レトリックと人生
・認知意味論

2010/07/18

夕焼け

バークレーの街の裏にある丘に登って夕焼けを撮ってきた。
霧が多い毎日なので、晴れた日の夕方を狙っていたのだけど、ちょうど
日曜に重なって良かった。インディアン・ロックと言われる大きな岩が
いきなり住宅街のど真ん中にある、不思議なとこです。
サンフランシスコ、オークランド、などなどの夜景が見渡せます。






6月の読書

・『都市計画の世界史』 日端康雄
・『海辺のカフカ(上)(下)』 村上春樹
・『街場のアメリカ論』 内田樹
・『「水」戦争の世紀』 トニー・クラーク、モード・バーロウ

今読んでいる/これから読む

・"The Political Mind" George Lakoff
前から読みたかったレイコフの著書

・"The Architecture of Happiness" Alan De Botton
建築史・都市計画史にはまってるので

・"The Death and Life of Great American Cities" Jane Jacobs
都市計画の世界では古典的

2010/07/11

サッカー観戦

夏の間ずっとステイさせて貰っているバークレーの知人夫妻は揃って
1週間キャンプに出かけてしまったので、現在家を1人占め状態。
1人で一軒家に住むのって結構寂しいもんです。

テレビがない家なので(2人とも生態学者で、超自然派志向なので)
サッカーを観ることができず、ネットで調べてワールドカップ放送をしている
バークレー内のレストランを探す。ちょうど近くに南ア出身の人が経営する、感じの
良さそうなデリ兼レストランがあったので、ギリギリの時間だったけどそこへ向かう。

当然ながら広いレストラン内は人で溢れ、入口には行列が出来ておりました。
ただ、僕は1人だったので案外すんなりと入れて、オランダファンの一家と
相席することに。他にも全体的にオランダファンが多かった。南アは元々
一部オランダの殖民地だったからか?

僕はスペイン派だったので完全にアウェーで、白い目で見られながらも
頑張ってスペインを応援。そのうち新しく入ってきたスペインファンも増え、
一緒に応援。

隣りに座っていたアイルランド人のおばさんは「ヨーロッパではオランダの
評判はすこぶる悪い。なんてったってファウルが多くてダーティーなプレーが
多い。サポーターも悪質で、どこへ行っても嫌われる」とか「ドイツのタコは
スペインの勝利を予想してたからスペインだ」とか「前回ナダルがウィンブルドンで
優勝した年はスペインが欧州チャンピオンになった。今年もナダルが勝ったから
スペインが勝つ。」等々、説得力があるのかないのかよく分からないことをぼやき
ながらやたらとオランダの悪口を連発してました。でも確かにオランダって結構プレー荒い。

特に前半にあったデヨングの胸キック。あれは一発レッドの退場モノでしょう!
その割には他のシミュレーション気味のプレーを誤審したり、イエローを
出しまくったり、またもやちょっとジャッジに問題があった気がした。

最後に泣いてたスペインのキーパーには拍手。何点かクリティカルなとこで
セーブしてて、あれは相当大きかった。

とにかく決勝戦でPKにならなかったってのでホッとしました。

スペインおめでとう!Vamos!

(結局ドイツのタコと、おばさんのナダルジンクスが見事当たりました)

2010/07/09

分かってしまった

サッカーの岡田監督、誰かに表情といい喋り方といい似てるなあ・・・
と思っていたらハッと気付きました。






・・・フットボールアワーの岩尾でした。
口がそっくり。だから喋り方も似るんだな。2人とも関西弁だし。

くだらん話ですんません。

1週目終了

カリフォルニア州オークランドにある環境シンクタンク、
グローバル・フットプリント・ネットワーク(GFN)でインターンを始めて1週間が終了。

と言っても月曜日は独立記念日の振替休日で休み、更に火曜日は
昨年起こった警察官による殺人事件の判決内容によっては暴動が起こる
かもしれない、ということで自宅待機だったので、実質水曜日~金曜日の
3日しか出勤していませんが・・・

GFNで研究員をされているKatsuさんのお気遣いにより、短いインターン期間を戦略的に
利用するアドバイスを色々と頂いています。
正直彼の助言がなければ結構戸惑っていたと思うので本当に感謝。
早速日本関連のプロジェクトのお手伝いもさせて頂きました。

勉強する前提知識が山のようにあり、少しoverwhelmされているのが正直なところ
ですが、集中して密度の濃い1ヵ月半を過ごしたいと思う。

電子書籍リーダー

日頃pdf形式の論文や記事を読むことが多いが、いちいちプリントすると保管場所にも
困るし紙の無駄でもある。そこで、ここのところブームの「電子書籍リーダー」とやらに
手を出してみようか迷っている。

電子書籍リーダーに関しては完全に初心者だが、知っている範囲では

・Amazon.comのKindle
・AppleのiPad
・Barnes&NobleのNook

辺りが現在主要なデバイス。

このうちNookとKindleは書籍リーダーに特化しているので電子インクディスプレイ
を採用していて、iPadはその他様々な機能を兼ねているので液晶画面。
KindleとNookは非常によく似ているが、電池の寿命や貸本機能の違いなど微妙に異なるらしい。

以前友達にKindleを見せて貰ったとき、その画面の見やすさに感動してしまったし、
いつもAmazonから本を買うのでアカウントもそのまま使える。という訳で今のところ
Kindleに傾いていますが、もしどれか所有している人がいて、これが良い(あるいはダメ)
というような意見があったら、教えて下さい。

2010/07/02

Happy Birthday Canada!

今日はカナダの143回目の誕生日。
その名も"Canada Day"。分かり易いのは結構ですが、ネーミングが
ちょっと安易すぎる気も・・・

街は2月のオリンピック以来のお祭り騒ぎです。

ちなみに明々後日はアメリカにいるので、あちらでも独立記念日を
祝うことになります。