UBCこんな研究もしてるのか。
[バンクーバー 1日 ロイター]
テニスの選手がボールを打つ時に出すうなり声が、相手選手の反応や判断力に影響を
与えることが、新たな研究で分かった。
カナダのブリティッシュ・コロンビア大学と米国のハワイ大学の共同研究チームは、
大きなうなり声を発するテニス選手とそうでない選手のビデオを学生に見せ、
打ったボールの方向などを判断してもらうテストを実施。それによると、うなり声が
発せられると、学生は反応が遅くなったほか、ボールの方向についても判断を誤る
確率が高くなったという。
研究を担当したハワイ大学のスコット・シネット氏は、「プロ選手の中には、ボールが
ラケットに当たるときの音で、ボールの回転と速さを判断しようとする人もいる」と述べ、
うなり声はその音をかき消してしまうほか、単純に注意を散漫させる原因にもなり得ると
指摘。うなり声で知られるラファエル・ナダル、マリア・シャラポワの両選手などは、
「不当な優位性」を与えられている可能性もあると述べた。
テニス界では、選手が発するうなり声について賛否両論があり、女子テニスの往年の
名選手、マルチナ・ナブラチロワさんは「全くの不正行為だ」と批判している。
0 件のコメント:
コメントを投稿