2010/11/03

テクノロジーを最大限活用する

ITをうまく使うと物事が本当に便利になることがある。
特に資料の一元化、電子書類の整理法、といった分野でそれを感じる。

特に以下の2つのフリーソフト

(1) Dropbox (架空のUSBメモリのようなもの)
(2) Mendeley (参考文献管理ソフト)

が秀逸だと思う。

両方に共通するのは、ネット上のスペースと自分のパソコンのファイルが
常にsyncするようになっていること。僕はデスクトップとラップトップを
併用しているので、ネット経由で両パソコンのデータが常に統一化されるのは非常に便利。
ラップトップで編集、保存したファイルを今度はデスクトップで編集したい、という
時に今までのようにいちいちUSBメモリを使って移さなくて済む。
Google docsなどのクラウドのサービスと結局同じことではあるけども、
WordやExcelにエクスポートしなくてもそのままWord file, Excel fileとして
フォーマットの互換性などを一切気にせずやり取りできるのがいい。

特に論文を書いている今(最近授業が忙しくて進んでない、ヤバイ)、この
2つのソフトを使いまくっている。例えば、論文用のファイルは全てDropboxの
"論文フォルダ"に放り込んでおく。また、Mendeleyにも必要な論文を全て入れておく。
そうすれば、デスクトップで論文を書くときも、カフェでラップトップを使って
論文を書くときも、全てDropbox内のファイルを編集、保存し、Mendeley内に入れておいた
論文から参考文献を引用できる。

授業のリーディングにも使える。うちの学科は教科書を使う場面が少ない。
その代わり、授業の読み物はpdf形式で教授から直接メールされることが多い。
これら添付ファイルをデスクトップかラップトップで一度ダウンロードし、
そのままDropboxの"Classフォルダ"に放り込んでおく。そうすればもう片方の
パソコンで読むときも再度添付ファイルをダウンロードすることなく、Dropboxの
フォルダからpdfを開けば良い。

この「ネットワーク経由でsyncさせる」というアイディアは複数台のパソコンを
所有している人や、異なるパソコン環境で同じファイルの編集作業をする人にとって、
どこで保存したファイルが最新の物かということを一切考えずに済む、
という点で革命的に楽。まさに情報の一元化だ。

最近引越しをして、住所変更の手続きとかがえらく面倒だった。
全ての情報がメールアドレス、という"住所"に一元化されていたら物理的な
移動がほとんど関係なくなるのに、と思った。実際、請求書の多くは電子化
されているので問題ないが、無料購読している都市計画関係の学会雑誌などは
未だに前の住所に行ってしまっているみたいで、最近まったく読めてない。。

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