PEIからバスで5時間ほどでノヴァスコシア州州都のハリファックスに到着。
1912年にあの有名なタイタニック号が沈没したのはこのハリファックス沖だった。
そんなわけあって、今でも多くの犠牲者の遺体がここハリファックスの墓地に眠っている。
また、その5年後の1917年にはハリファックス港内で二隻の船がお互い航路を譲らずに起こった衝突事故に
より、大惨事が起こった。衝突された方のベルギー船籍の船が火薬を大量に積んでいたのだ。
衝突の衝撃で火災が起き、積荷であった約2,600トンのトリニトロトルエン等に引火し大爆発。
まさか火薬を積んでいる船だとは知らず見物に来ていた市民2000人強が即死した「ハリファックス大爆発」だ。
なんと広島・長崎以前では最大の爆発だったそうだ。
ハリファックスは皮肉にもこの「タイタニック号沈没」と「ハリファックス大爆発」という
2つの哀れな事件により有名になった。
ハリファックスでは写真を撮らなかったが、以下の写真はハリファックスから1時間ほど西に行った場所に
ある世界遺産の街ルーネンバーグ。大英帝国の北米植民地都市の特色を残す町として知られ、色とりどりの
ペンキで塗られた家々がサンフランシスコを思わせる海沿いの斜面に並ぶ綺麗な町。
雨の小道
7 年前
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