2009/05/20

目標

写真については、目標としている人がいる。

雑誌に登場するようなプロ写真家の名前はあまり
知らないが、身近なアメリカ人の知人のお兄さんが夫婦で
プロカメラマンとして働いている。彼等の写真は常に
目標としているところだ。

2人とも写真学校を卒業していて、ちゃんと教育を
受けているから、もちろん僕なんかより機材の使い方や
場数を踏んで得られる露出の感覚は抜群に上手い。

でも、やはり写真の腕の最大の見せどころは、何げない
風景から画を切りだすところにあると信じている。
それにはもちろん既述の技術力が基礎としてなければ
ならないし、その場面に最適なレンズを選ぶ眼
(と、それを買う資金力 笑)がなければならない。
しかし、最も大事なのは感性だと思う。それが芸術的
感性であれ、笑いの感性であれ、どの点も僕はまだまだ
彼等に及ばない。まあ、そもそもそう簡単に及ばれて
しまってはプロの立場がないのかもしれないが。

写真を撮る際には美しく見えるセオリー、被写体や
光の条件に応じた『定番』や『テンプレート』みたいなものが
存在していて、まずはそういった要所を押さえるところから
スタートする気がする。僕は今このステップ。
その次のステップで、写真家の個性や感性が光る。
独創的な発想で『おー』と言わせる写真を撮れるように
なりたい。

あやうくリンクし忘れるとこでした。
本ブログのリンクから既に御覧の方もいるでしょうが、
Blaine&Bethany Frangerさん達の写真、是非見てあげてください。

HP

Blaineのブログ

彼等のビジネスの公式サイト


ちなみに2人ともアメリカウェストコースト人間らしく
「超」きさくな方達です。企業秘密、と言って撮影法を
教えない人もいますが、彼等はなんでも教えてくれます(笑)

0 件のコメント: