2009/06/10

海外大学院受験

たまにはブログタイトルに即したような
内容を書いてみます。

まだ海外大学院には行ってもないので、あっちの
ことを語る資格も知識も持ち合わせていないですが、
一応受験プロセスは一通り経験して日が浅いです。

最近、来年入学にむけて米国大学院受験をする友人から
受験全般のことやGREのこと、奨学金のことを聞かれた
ので、これを機会に知っている情報を少しだけまとめてみます。
以前にも少し書きましたが、もう少し体系的に、全体的な
話を含めて書きたいと思います。
アメリカ・カナダの北米大学院受験限定の話ですが
誰かのご参考になれば幸いです。

細かい話はコメントorメール下さい。


1.全体像をつかむ/流れを知る

まず何からすりゃあええねん?と思いますよね。
色々な方が非常にうまくまとめて書いてくださって
いて、だいぶ僕も参考にさせてもらいました。
ってことで僕が書くよりは、それら散らばっている
情報へのリンクをはっつけます(笑)

京大の変な先生の連載(理系向け)

LSE PhDの方(経済PhDじゃない人でも参考になる)

Cornell MRPの方(都市計画系)

MIT Urban Planningの卒業生の方(都市計画系)


2.お金

上記のようなページを見てふむふむ、なるほど、頑張ろう!
と俄然やる気が出て出願書類に突っ走る!・・・のもいいけど
奨学金応募をお忘れ無く。ロータリー奨学金はなんと
留学年の前年の5月くらいに締切です(早すぎ)。

まずここのページに行って膨大な数の奨学金プログラムリスト
の中から自分が該当するものを丹念に一つずつ見ていき、
エクセルかなんかにそれぞれ名前と条件と必要書類と締切日
を書いてしまうことをオススメします。そうすればだいぶ
整理がつきます!このページに載っていないものも一部
あるので更にリサーチもしてみるとよいかもしれません。

北米なら

・フルブライト奨学金 大学院留学プログラム
・(財)伊藤国際教育交流財団
・村田海外留学奨学金
・日本/世界銀行共同大学院奨学金制度(職歴必要)
・平和中島財団奨学金

あたりが条件がよいと思います。

当たり前のようですが奨学金はどこでどういう研究を
したいか、ということがはっきりしてる人ほど受かりやすい
という実感でした。研究室で既にテーマが決まっていて、
そこから紹介で似たような内容をやっている海外の
研究室に行きたい人は別として、特に社会科学系とか
だとやりたい研究テーマが漠然としてて、紙に書こうと
するとあまり具体的なことが書けない人が意外と多い
んじゃないかと思います。(僕だけ?!)
って訳で早い時期に応募しなきゃいけない奨学金ほど
書類を作るのに手間取ると思います。早くから具体的
なことを考えておくと楽に事が運ぶと思います。
僕も一つ書類で落とされてから作戦変更しました(笑)


3.GRE/TOEFL

足切りをくらわないようにテストスコアは早めに、そして
確実に取っておくと後々安心です。

TOEFL

iBTの難所はやはり誰もが言うSpeaking Sectionです。
ここは単純に喋る能力だけではなく、特に日本人が苦手
な「あなたの意見を言って下さい!」という質問をいきなり
時間制限付きで聞かれるので初受験の時は(結局1回しか
受けてないけど)頭まっ白でした。考える時間15秒なんて
ほんと一瞬です。
毎回・毎会場で通用するのか分かりませんが、このセクション
には少し裏技があるように思います。ここで書くのは控え
ますので聞きたい方は個人的に・・・

GRE Verbal

GRE受験は思い出したくもないです・・・。
留学生のVerbalの点数はほとんど考慮されない、という
噂は色んなところで見ますが、学術系のところやPhDを
受けるならGRE Verbalの点数がTAやRAshipの受給を
左右するんだとか。これも大学によってバラバラなので
あくまでも一般論ですが、確かにあまりに英語の点数が
低い人にアシスタントを任せたくないのは納得できます。

もちろん高得点取るに越したことはありませんが
生半可な努力では当たって砕けるどころか
木っ端みじんになります。
時間があるなら1年くらいかけて勉強してもいいと
思いますが、膨大な単語の量に、半分くらい覚えた所で
頭のほうから忘れるでしょう^^;

僕は1000単語くらい、聞いたこともない単語を頑張って
毎晩スタバでブツブツ言って覚えましたが、それでも
本番では初めてお目にかかる単語に毎回遭遇します。
はっきり言ってキリがないです。
あんな単語誰が使うんだ・・・。

GRE Quantitative

日本人は満点(800)を目指す!と言われますが、僕は
770点止まりでした。もともと計算が遅いのでこういう
時間制限付き数学は苦手です。加えて数学の用語が英語
なので文章題で何を求めるのか理解するのに時間が
かかりました。慣れだと思います。用語は勉強しましょう。
たまに標準偏差(Standard Deviation)とかが出てきて、
公式知ってないと焦ります。


4.推薦状

推薦状はできれば希望先の大学の卒業生orそこに知り合い
がいる先生、最悪でも行きたい国の事情を分かっている先生
に最低一人はお願いしたいところ。推薦状というものが
どういうスタイルで書かれるものか、ということを
熟知していらっしゃる先生だと非常に助かります。


以上です。かなり偏った情報ですが。。

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