バンクーバーは「世界一住みやすい町」という称号を一応何年か連続で
手に入れてきた。確かにスキー場まで20分、ビーチまでも20分、多文化で安全で、と
言われれば頷ける。しかし、批判も当然ある。その主な対象となっているのが家の値段の
高さらしい。
つい昨日出たこの記事によれば、バンクーバーは「世界一家が高い場所」という称号も手に入れたらしい。
世界一、という割には調査対象が英、米、豪、加、ニュージーだけで、先進国だけなのは
まあ調査の目的から分かるとしても西欧・日本すらほとんど入っていない偏ったデータです。
まあそれはとりあえず置いておき・・・
「高い」の定義が実は額面ではなく、その町の平均的な世帯年収との相対的な値段らしいです。
Expesiveも相対的と言えば相対的だけどunaffordableと言ったほうがどちらかというと
ニュアンス的には近いかも?
バンクーバーの世帯年収中央値が58,200米ドル(520万円くらい)なのに対して家の値段の
中央値がなんと540,900米ドル(5000万円弱)だそうです。NY等もっと高い場所もある
けど、ウォールストリート筆頭に金持ちが多いので払えちゃう、ということでしょう。
この記事を見ていた同じプログラムのカナダ人が、「そういえば学部時代の教授が
定年後(アルバータから)バンクーバーに移り住みたいけど高すぎてムリって言ってた」
と言っていました。おそらく社会的に裕福な層に入るであろう定年後の教授が家買えない
んだったら普通の人はどんだけ厳しいんだ・・・。
雨の小道
7 年前
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