2008/10/29

晩秋のキャンパス

毎年秋になるとキャンパスの美しい紅葉を
撮っていますが、今年はなかなか天気とタイミング
が合わずに写していませんでした。
今年でラストなので絶対撮ろう!とあいにくの
曇りでしたが少しだけ撮ってきました。

割とコテコテの紅葉写真ですが楽しんでください!









ついでに農学部屋上から撮った雪の山々です。


2008/10/25

長時間露出

初めてシャッタースピード1分、という
夜間の長時間露出撮影をやってみました。
屋上で吹きさらしで寒かったです。。


2008/10/21

微笑ましい

Youtubeで見つけた面白い動画をご紹介



なんとも鈍い、というか「超」無抵抗主義の
プレーリードッグです。

ちなみに鳥はホシムクドリです(笑)

2008/10/20

ダルビッシュ強し

北海道にいると自然と日ハムを意識して
応援してしまいます。
それにしてもダルビッシュは強い!
高校生の時は(今でもだけど)細くて、
プロで大丈夫なのかな~?とちょっと
思っていたけど全然問題なしでした(笑)

余談ですが、アメリカにいた時に日本好き+野球好き
なアメリカ人に「北海道ならハムファイターズだね!」
と言われました。

一瞬「??」でしたが
彼女にとっては「Nippon Hamfighters」だったのです。
確かに日本ハムという会社を知らなきゃそうなるのは
かなり納得できる気がする。。

2008/10/17

好きな山




富士山に行ってきました。

嘘です(笑)


この山は北海道のニセコ町近くの羊蹄山、愛称は
蝦夷富士です。そっくりですよね?!
とても形が綺麗で、北海道の中ではとても
気に入っている山です。

今週の月曜日(祝日)を利用して友達と紅葉狩りにドライブ
に行った時に撮りました。札幌はこの時期にしてはまだまだ
暖かいですが、山には確実に冬が訪れていました。
山頂の辺が白いのが見えるかな?!

真冬はバックカントリー好きが山頂まで登ってスキーで
降りて来ますが、僕もいつかはやってみたいと
思っています。

今朝札幌の郊外の江別では氷点下。
札幌もそろそろ冬支度ですね。。。

2008/10/10

人生で初めて、これが「鬱」なのかな?!
という状態にここ数日陥っておりました。

気分の上下は当然今まで経験したことはあった
けど、今回は頭痛、眠気、腹痛も伴って、
明らかに体にも症状が出ました。
明らかに風邪ではない感覚。

何を考えてもマイナス思考。
今までかなりオプティミストだと思っていたが
こんなことにもなるんだな。

考えられる理由:

・忙しかった夏からの反動で予定のない日々(やることは
 めちゃくちゃある。固定された予定はあまりない。)
・周りは全員卒業後の行き先が決まっている中で卒論に
 取り組む中、自分は先行き不透明。
・修士課程に行こうと決めたが、卒論のことを考える中で
 こんな程度で悩んでいてマスターなんてやっていけるのか?!
 という不安。

明らかに浮き足立っていて、卒論にも身が入らない、更に
自己嫌悪。

ただ、色んな方に話を聞いてもらって幾分気は楽になりました。
皆様ありがとうございますm(_ _)m
「鬱宣言」することでいくらか内向きになりがちな状態を
開放することができる気がしました。

いかんなー、もっと強い精神力が必要だ。

2008/10/04

$25M Contribution

留学を決める際、お金は大きな問題。

そういう意味では、最近ポートランドは地元の財団から
250万ドルにも及ぶ寄付金を貰ったことは大きなニュース。
サステイナビリティに関するプロジェクトや講義、
学生への援助に使われることを目的とした寄付で、
PSUの歴史上最高額の寄付金となったことで、この
夏の一大ニュースだった。

http://www.investinportland.org/

2500万ドル=日本円にしておよそ25億円。

こんな規模のお金が州立大学にポンっとおりてしまう
のがアメリカの大学の凄いところ。
「サステイナビリティ関連に使いなさい」というのが
(ご時勢もあるが)ポートランドらしいし、何よりも
今後PSUがこの分野でリーダーとなる大きなステップ
だと思いました!

2008/10/02

農業経済→都市計画

少し長くなります。興味のある方はどうぞ。

現在、大学院進学準備をする段階で志望書を
作成している。その中で自分の興味を整理して、なぜ
自分は都市・地域計画のプログラムに入りたいのか、
そして、農業経済学という一見畑違いの分野から
何故そのような転向をしようと思っているのかを
洗い出している。

これと平行して、どうにか卒論で農業経済と都市計画
がオーバーラップしている部分を書けないかと模索
してきた。前から出ている一つの結論として、土地利用
に関することなら大いに重複部分があるだろうと思って
いた。単純に考えて土地を利用するにあたって人が手を
加える部分だけに注目すると、それを市街地(都市)
として利用するのか非市街地(主に農地)として利用する
のか、という大別ができ、都市計画を行なう際はその
境界線をどこに置くか、どのような用途にのみ使用して
いいか、などの規制がらみで必ず農業生産・農地との
関わりがが出てくるからだ。

と思っていた矢先に叔父から紹介された一冊の本を
きっかけにまさに自分で考えていたことが克明に記されて
いる本に出会った。最初に紹介された本が(たしか)
先週くらいに出版された新書で、「本質を見抜く力
ー環境、食糧、エネルギー」という本。
養老猛と元河川局長の竹村さんという人の対談集。
両著者の意見も面白いが、特別対談で5章に登場する
農業経済学者の神門(ごうど)先生という方の意見が最も
面白かった。

この方、農業経済を真面目に勉強していれば当然
名前くらい聞いたことはあるはずな有名な方らしいが、
恥ずかしながら学問に関して浮気性(というか単に真面目に
農経の勉強をしてこなかっただけ)な僕は初めて知りました。

うちの指導教官に名前を言うと、そのリアクションだけで
彼が"業界"でどういうポジションにいるか分かるほど、
日本農政・農業に関わる問題に関して同業者(研究者)
や市民の無関心や無知を批判している、所謂"異端児"らしい。
もちろんJAや行政の批判もしているが、何か問題が起る度に
具体的な方策は考えずに官僚批判を展開して終わってしまう
市民と研究者の無責任さを言及し、"お任せ民主主義"だと
して非難する。

まあそれはいいとして、肝心なのはその内容。
この本ではちょこっと述べているだけだったので、
もっと詳しい内容を、同氏の「日本の食と農」と言う本で
読んだ。ちょっとそこから抜粋して述べたいと思う。

色々と彼は言っていますが、僕が一番興味を持ったのは、
現在日本の農業界に蔓延る農地転用問題。
土地が少なく、主作物が米である日本においては、
優良農地が「平坦、日照条件がよい、区画が
整っている、道路に近い」と定義されるが、これが
ショッピングセンターなどの商業施設や宅地用の土地の
優良条件とばっちり合致することから、優良農地ほど転用
の際に高値をつけるポテンシャルが高い、といえる
背景がまず存在する。

これと同時に、現在日本では離農や片手間農家が増えており、
本来ならば機械化が進んできた日本にとってはこういった農地を
集約して、大規模農地にすることによって生産効率をあげる
ことが食料自給率の向上等の諸問題の解決には欠かせない。
しかし、前述の転用によって入るキャピタル・ゲインによって
一攫千金を狙う資産目的の農地保有が常習化しており、ひどい場合は
耕作放棄をしてまでも農地を手放さない農家が存在すると筆者は言う。
それに対して対策を打つべき行政も、政治家がそういった農家を
支持基盤にしている背景も考慮して実質黙認している状況がある。

これは経済学的には、「最も農業生産に長けている者に最も優良
な農地が集まる」という市場原理からかけ離れた結果になっていて、
非効率を生んでいる。

ではそもそも転用を規制するような措置をとっていれば、その
ようなスペキュレーションに基づいた農地保有が解消されるじゃないか、
というのは当然な指摘だが、そこの部分についても転用規制が"ザル"
状態で、地方自治体に設けられている農業委員会の一任で実質は
決まってしまう傾向にあるそうだ。更には、土地利用に関する法律
も、都市計画法で定められた市街化調整区域があるが、農地法
によっても規定されており、それぞれ国交省、農水省、と管轄が別な
ために、土地用途やそこを転用する際の手続きが極めて複雑らしい。

この解決策としては、アメリカ等欧米諸国が実施している
土地計画関係の法律の一本化と、その規制内容等を利害関係の
ある者だけでは決めないで市民参加の手法の導入が最も適している、
という風にかなり都市計画の重要性を指摘する結論に至っている。
しかも、自分の中で描いていたものと似た結論が出ている
ことに嬉しくなった。

というのも、そもそも都市計画に興味を持ちだしたのは二年連続
働いたポートランドで、行政の全ての仕事(もちろん都市計画を含む)
に市民参加が導入されていて、その町に住む人がその町の方向性を
みんなで決めていく、というやり方に非常に共感し、同時にそれが
最も健全だと思ったからだ。

ポートランドで学んだこと、夏の仕事の研修で常にテーマに
してきた市民参加のこと、大学で学んできた農業経済、これから
専門にしていきたい都市計画、すべてが輪になってつながった
ような気分だった。

長くなりましたが、このような日本の背景を問題意識に、ポートランド
の成功例をからめた卒論の展開にしていこうと思っています。
少し希望がわいてきた。

長く、しかもややこしい(一気に書いたので文章が意味不明かも、
指摘してください)内容を読んでいただいてありがとうございます。。

2008/10/01

ゆきむし

ここ数日、チャリを走らせた後に服を見てみると
小さな虫がたくさんついている。
まだフワフワな綿はついていないけど、これ
雪虫じゃないか?!と思っている。

雪虫は北国に冬を告げる虫として知られる
アブラムシの仲間です。体に白い綿毛をつけて
フワフワ飛んでいる姿が雪に見えるからそう名づけ
られたそうです(そのまんまですね)。

普通札幌では雪が降る1週間か2週間前、つまり10月
後半に飛ぶはずなんですが、もう飛んでいるのは
おかしいんじゃないかなあ?

そういえばこのブログにコメントするのがえらい面倒
(google IDなんかを要求)だということをつい
さっき知ったので、その辺の規制を緩めました。
少し楽になったと思いますのでコメント歓迎です!