2009/11/29

手作りナン



今日は最後のグループミーティングをうちでやることになったので、一応
ホストとして何か振る舞わなければいけない。こりゃ何か新しい物を作って
みよう、ということで兼ねてから作ってみたかったナンに挑戦。カレーは
前回作ったのと同じバターチキンカレーをリベンジ。今回は無事ヨーグルト
をぶちまけずにうまくいった。

ナンは強力粉、ベーキングパウダー、重曹、卵、塩、ヨーグルトを入れて
捏ねまくり、暖かい場所で3時間くらい寝かせてからオーブンの温度をマックス
にして焼いた。タンドールの温度は300~500℃らしいが、うちのオーブンはいくら
頑張っても550°F(287℃)までしか上がらない。やはり高温で焼かないと
レストランの味は出せないけど、それなりにうまくいった。少なくとも
市販で売ってるものよりはよっぽど美味しくできた。
インド人のクラスメートに出来上がりの写真を送ったら喜んでくれた。

ピザと同じで、一般家庭ではいくら材料の分量とかを同じにしても
物理的な限界がある。外はパリパリ、中はモチモチ、というのは
やはり高温で一気に焼き上げないと得られない食感なのですね~。

最近料理は勉強の合間のリフレッシュタイムです。

2009/11/28

シャドーイング

通訳の練習や英語の練習でシャドーイングという方法がある。
ラジオやテレビで喋っている内容を数秒遅れで繰り返す。
聞いたことを自分の口で再現することによってリスニングもスピーキングも
鍛えられる。

シャドーイングにはこれと同じような意味で、誰かにくっついて
仕事を習う新人、というような意味もある(まさに影[shadow]のように)。

今日はその「シャドーイング」をしてきた。授業の課題で、興味のある分野で
働いてる都市計画家の人を適当に自分で探してコンタクトをとり、その人の1日を
経験してレポートしろ、というもの。僕が選んだのはメトロ・バンクーバー(地域政府)
の地域計画を策定している女性。彼女の元でインターンをしていた学部の
知り合いに紹介してもらった。

朝、まだ暗い7時に家を出て職場へ向かった。かなり久しぶりに晴れて
くれて、朝の柔らかい光が綺麗だった。

電車とバスを乗り継いで行く。
窓から見える山並み。もう上は雪だ。
朝露で白くなったグラウンド。初冬の朝。
晴れると本当にバンクーバーは景色が綺麗な場所だ。

職場は20階建ての全面ガラス張りの建物で、上からの景色は思わず息を呑む美しさ。
オフィス内も超綺麗。日本の政府の建物と大分雰囲気が違う。


肝心のシャドーイング。9-12時はバンクーバー地域22の自治体代表者が
集まる月例の会議に一緒に参加させてもらった。地域の交通計画や温暖化ガス
削減目標に向けた取組のプレゼンなど、興味深い内容ばかりだった。
お昼は彼女の同僚と共に近くのインド料理に連れて行ってもらい、奢って
頂いた。昼食の間も、同僚の方に色々質問をし、日本のことも色々と聞かれて
有意義な時間だった。午後は主にインタビュー。彼女が都市計画家になった経緯
やこの地域の課題や今後の展望、大学院で習った知識がどこまで職場で活かされて
いるか、などなど1時間近く語ってもらった。その後も、環境系の仕事をしている
彼女の同僚に1時間ほど話を聞いて15時くらいに終了。

どの方も超きさくで、ミーティングもジョークを交えつつ白熱した議論が
展開されていた。働いている人はみなワークライフバランスがかなりとれている
印象だった。こういう機会がないとインターンをするまでなかなか実際の職場
を体験することはないのでとても貴重な経験だった。

聞いた話はまた後日アップします。


ちなみに彼女はなんと札幌に3年間住んでいたそうで、最初は
江別でホームステイ、その後は白石区に住んでいたらしい。こんなところで
こんな北海道ローカルトークをするとは思ってもみなかった(笑)

2009/11/26

授業風景

プレゼン二個目が無事終了。
うちのグループの直前のプレゼンが秀逸かつ爆笑物だったのでかなり
やりにくかったですが・・・。
この授業は「Planning History and Theory」というクラスですが、
教授がかなりラディカルでクリエイティブな物大好きなので、みんな
これでもかというほどぶっ飛んだプレゼンをしてきます。




その例のプレゼンは、「The Dating Game」という昔の番組のパロディーで、
都市計画を行う際の異なるアプローチを見事に絡めてスキットにしていた。
変装といいセリフといい、短時間で仕上げたとは思えない出来で脱帽。

うちのグループ


その他の授業風景も紹介しておきます。



知り合いから貰った写真でブレブレの物もありますが御容赦下さい。

2009/11/24

おもしろ経済学

経済学を勉強した人なら「マンキュー」という名前はご存じだろう。
日本でもよく使われる標準的な教科書の著者で、ブログもしょっちゅう
書いているハーバードの教授だ。
彼の教科書に必ず書いてある"10 Principles of Economics(経済学の十個条)"
を面白く簡単に覚えてしまえる動画&曲を作ってしまった人達がいる。

http://www.imeem.com/educationalrap/music/xY4REVq-/
rhythm-rhyme-results-demand-supply/

これは「十個条ラップ」
ちゃんと韻踏んでるし、知らなければ普通のラップだと思うはず(笑)


これは「十個条を噛み砕いて説明」する漫才。でも、この漫才してる人実はワシントン大
の経済学部の教授で(本人は世界で唯一の漫才経済学者であると豪語している)、かなり
笑えるけど、実はもの凄くうまく出来ていて、頭の良さが分かる。

2009/11/23

UC学費値上げ

お隣の米国カリフォルニアでは大変なことになっているらしい。

今日教授から回ってきたメーリスによれば、州の膨大な財政赤字を理由に
カリフォルニア大学(UC)が学部生の学費を32%値上げすることを決めたそうだ。
UC各校(特にUCLA)では学生によるデモ隊と警察の衝突により怪我人まで
出ている(以下記事)

http://www.nytimes.com/2009/11/20/education/20tuition.html?_r=1&scp=1&sq=ucla&st=cse

http://www.nytimes.com/2009/11/21/us/21tuition.html?_r=1&hpw

正確な数字は忘れたけど、UCの学費は州民で100数十万、州外だと320万くらい
だったと思う。これが32%値上げって特に州外や留学生にとってはとんでも無い額になる。
額面だけでも東海岸の私大より高いんじゃないか(私大の多くは奨学金が出るので)。


メーリスには「自分達はラッキーだけど他人事とは言ってられません」というような
ことが書かれていたけど、カナダの財政状況は正直まだよく知らない。
ただ、UBCの学費もどんどん上がっていて高い高いと言われてるけど、大学院は学部より
安い上に奨学金も出るし、更に米国と比べてしまえば破格なので、個人的にはあまり実感なし。

カナダの教育水準の高さは有名で、国からの一人当たりに対する教育投資も長年世界一らしい。
例えば、現在の僕の学費は年間7200カナダドル(60万くらい)。その内学校が3000ドル
くらい補助してくれてるので実際払っているのは4000ドル(40万弱)くらい。
日本の国立大より安い!修士でTA/RAなしでこの値段は北米見回してもほとんど
ないんじゃないだろうか。

アメリカばかりにスポットライトを当てがちですが留学希望者の方は
カナダもお忘れ無く(笑)

1つ終了

とりあえず今日無事1つのプレゼンが終了。
二回くらい通しで練習した甲斐があってスムーズに終わった。

ただ、プレゼン自体よりも最後のQ&A+ディスカッションの時間が大事。
聴衆をグループ分けして、予め用意した質問について議論してもらう。

こちらに来てからディスカッションの時間になると毎回思うことだけど、
みんな頭の回転早いし、何よりも偉い。本当にちゃんとプレゼンを聞いて
しっかり理解している。議論もめちゃくちゃ活発だし質問も必ずしてくれる
ので、プレゼンをしている側としては日本のようにシラケる心配は一切
しなくていいのが気楽。こういうカルチャーは見習いたいところだ。

但し、みんな色々アイディアをバンバン出してくれるのは良いけど、質問に対する
答えをある程度形として出すためには予め発表役兼ファシリテーターを決めておく
ことが重要だ。ファシリテーターになった人は後々まとめを発表しなければいけないので、
話が逸れてくれば自然と流れを元に戻して議論を収めてくれる。
グループディスカッションの基本の「き」だけど、意識的に行わないと雑談で
終わる可能性が高い。

とにもかくにも今学期はこの授業に関しては全て終了。あとは来週残りのチーム
のプレゼンを聞くのみ!授業が1つ終われば他の3つに時間を全て使えるので
大分精神的に余裕がうまれます。よっしゃー!


全く話は変わりますが、ウィスラーは11月の歴代最高降雪量を日々更新中です。
今日の時点で520cm(!!)、積雪は230cmほど。今月はまだ一週間近くあり、まだまだ降りそう
なので、この勢いだと6mは突破しそうです。年間平均降雪量が10m20cmだそうなので11月
だけで既に平年の半分以上が降ったことになります。トンデモナイです。ウズウズ。

2009/11/22

グループワーク

うちの学部はテストが一切なく、ほとんどペーパーかグループワークである
ことが多い。現在もグループワークを2つ抱えていて、今週の月曜と水曜に
それぞれ発表がある。

学部でグループワークをやるとフリーライダーみたいな
ヤツが一人くらい混じる確率が結構高いが、さすがにうちのように
少人数の大学院ではそんな人はほとんどいない。むしろみんな
イニシアチブを積極的に取ってくれるので嬉しい(自分がフリーライダーか?笑)

ただ、フリーライダーはいなくても、グループでミーティングを繰り返していく
うちにそれぞれの性格や考え方が分かって面白い。せっかちな人が結構多い。
ここはじっくり考えるべきところだろ、というとこでもちゃっちゃとミーティングを
終わらせて帰ろう、と言ったり、発表の練習をしていても自分のパートが終わったら
露骨に早く帰りたいオーラを出す人がいる。

どういう人と組むかによっても全然グループダイナミックスが異なるのも
面白い。うちの学部は女性陣が圧倒的に多いせいか、日本ほどではないものの女性の間
での微妙な緊張関係みたいなのがあって、相性が悪くてギクシャクするグループも
当然あるようだ。

幸い僕が所属する2つのグループはどちら共男女半々くらいで、良いメンバーに恵まれて
いるので比較的スムーズにいっています。その内1つのグループはミーティング
会場を毎回メンバーで持ち回りにし、会場となった家の持ち主は夕飯のメインディッシュを
作り、他のメンバーはサラダやデザートやお菓子を持参することにしている。
一人でやればどんだけ早く済むんだ、ということも多く、確かに共同作業はストレスフル
になりうるので、こういう工夫をして少しでも楽しくするのは大事だと思った。

また、グループワークと言っても実際は各自セクションを受けもって
分担作業をするので、例えば5人チームならば「5つのプレゼン」ではなく
「1つのプレゼン」にすることに常に注意を払わなければならない。むしろこの
作業がなければ単に個人作業の寄せ集めも同様なので、いかに1つの流れを作れる
かにチームワークの良し悪しがかかっている。この段階では、最早自分のジョブ
ディスクリプション云々言ってる場合ではなく、皆の協力が不可欠なので、
上記のように早く帰りたがる人などがいると非常にチームワークが乱れるのです。。

仕事を始めたらこういうスキルって大事なんだろうなあ、と思ったり。

バターチキンカレー

また食べ物の話です。今日の夕食は新たなレパートリー、バターチキンカレー。
インド料理屋に行くと、これとナンを食べるのが幸せ。基本的にモチモチ系
全般大好きですが、特にナンは大好物。お店でちゃんとタンドールで焼いたものが
ベスト。外はカリカリ中はモチモチ。日本人ってモチモチした物好きな人多い気がする。

バターチキンカレーは、その名前とは裏腹に別にバターはそんなに使わない。
むしろ、最初のニンニクとしょうがのすりおろしを炒めるのに少量使うだけ。
少なくともネットで検索した日本語のレシピではそう。インド料理屋でも
一度おっさんに「これってバター多用してるの?」と聞いたことがあり、
その時も「いや、むしろバターはあまり使わないんだよ」と言っていた。

作り方はいたって簡単。

①まずは鶏肉をヨーグルトとカレー粉、にんにく、しょうがで揉み、冷蔵庫
でしばらく寝かせる。(写真左)

②これとは別に、にんにく・しょうが・バター・カレー粉・パプリカ粉・トマト缶
を鍋で煮立てる。(写真右)


①を②に入れてしばらく煮る。以上!

で、お皿に盛り、生クリームを上からちょこっとかけ、ナンと頂く。ウマ。

ただ、今日の失敗は3つ。

まず、寮に備え付けのキッチンにすりおろす道具が一切なかったので
頑張って包丁でみじん切り×3回くらいがっつり頑張ったけどやはり
おろしのように液体に馴染まない。

味見の結果、ヨーグルトを少し足そうとした時、不精をしてスプーンを
使わず入れ物から直接ちょこっと入れるつもりが大量に入れてしまう・・・。
不精していいことないです。

鶏肉をケチって買ったら、相対的に少なすぎた。

美味しかったけど今後の反省。


とりあえず最近は夕飯で大量に作って冷蔵→翌日、翌々日のお昼や夕飯に
回す、というルーティンなので、今日も大量に作りました。
これでしばらく持つな。

2009/11/19

アドバイザー

今日は初めてアドバイザーとゆっくり時間をとって面談。
現在のアドバイザーは、学部内の自分のストリーム(環境系)から
勝手に判断して割りあてられた一時的な人、という位置付けながら、うちの
学部の中で最も親身になって話を聞いてくれ、丁寧に指導してくれる先生
なので今のところ大満足。スコットランド出身の紳士風のオジサマだ。

彼の授業の一環で、自分のホームページを作成している。現在までの経歴や
これからの自分の長期計画、自分の価値観や信念を書いていく、というもの。
院に出願時のエッセイを書くのと同じようなプロセスをまた繰り返している感じ。
こういうのは時間がかかるし、最初はかなりめんどくさい課題だなーと思っていた。
ただ、大学院に入る前はWhy graduate school? Why planning?と自問自答することが
多くとも、入ってから改めて考える機会はなかなかないので、いいリフレクション
であるとともに、とかく目の前のことに集中しすぎる環境から一歩引くことが
できるので貴重な時間だと考えるようになった。

今日の面談は、彼が一通りこのホームページを読んだ上で色々アドバイスを
くれるというもの。自分の生い立ちやこれまで影響されたこと、経験したことを
たくさん細かく書いたが、彼はそれをかなり気に入ってくれた様子だった。
そのうえで、うちの学部の授業だけじゃ僕の興味のある分野を伸ばすには足りない
から、ということで他の関係学部の教授を何名も紹介してくれた。
具体的には、昨日も書いたIRES、経済学部、森林学部、ビジネススクールの4つ。

また、来年夏のインターン探しについても、知り合いが現在オックスフォード
で行っている研究が面白いかもしれないから、コンタクトしてみよ、ということで
紹介してもらった。ちょうど今日はインターン説明会も直前のお昼の時間にあった
けど、バンクーバー市だったりどれもこの辺のローカルな組織ばかりだった。
バンクーバー市でのインターンは面白そうだけど、どちらかというとカナダで
プランナーになる人向けで、僕はもう少し国際的な機関、あるいはあまり
地域特定にならないような組織のほうが良かったので、これからも頑張って
色々探そうと思う。

とにもかくにもトニー(アドバイザー)はそのままこの2年間アドバイザー
になって貰うのがよさそうだ。
ちなみに彼は珍しくPhDを持っていない。UBCは北米の公立大学中PhD持ち
の教授の割合が92%でトップらしいので、トニーは8%のマイノリティ。
修士だけで教授になれる人はその分特別優秀なんだろう。

PhDまでいくと浮世離れすると言われるけど、トニーは修士止まりな分
他の教授よりも教育熱心というか、人間味溢れてるんだろうか(笑)

2009/11/18

コスタリカ

来年の5月に10日間程コスタリカで特別講義が行われるので
今日説明会に行ってきた。うちの学部の他に、Institute for
Resources, Environment and Sustainability (IRES)という
資源・環境系の学部(僕も受験して落とされたとこ。畜生!)
の人達も合わせて20人ほどが来ていた。

コスタリカは世界の生物の5%が棲息しているとも言われるらしく、
生物多様性に関して言えば世界トップクラス。国土の半分近くが
国立公園や国の管理下で、最近流行りのエコツアーでも観光収入
を得る環境先進国だ。社会的にも、世界で最も早く軍隊を放棄し、
中南米の中では政治経済が最も安定している国の1つで、民主主義の
歴史が長い「中米の優等生」。

まだ行くか決めかねていますが、10万近くかかる航空運賃は大学側
からの補助が出て無料。但し滞在費+あちらでの授業費全て込みで
15万くらい払わなくてはいけない(10日間で、しかもコスタリカにしては高い、
と皆口にしていた)
ただ、講義終了後は現地解散なので、そのまま残ってお隣のニカラグア
まで行って(物価が安いらしい)スペイン語を勉強しよう!というお誘いも
あり、結構今のところ行く方向に傾いている。今後のシラバスのアップデート
なども見て決めたい。今のとこ講義の大きなテーマは「Ecosystem services and
Climate Adaptation(生態系サービス、気候変動適応政策)」
コンサル出身で、政策分析やガバナンスが専門の教授が同行するので面白そう。

ちなみにコスタリカは「幻の鳥」ケツァール含めもの凄い種類の鳥も
見れるので、そこもかなりの魅力。



全く話は変わりますが、ウィスラーは相変わらず大雪。24時間降雪量85cm
で、今シーズン既に降雪量は367cmにも達している。記録的。
このまま順調にいけばこれ以上ないオリンピックイヤーになるんじゃないでしょうか。
現在積雪は189cm。既に去年のテイネのトップシーズン並みですね~。
早く滑りたい。

2009/11/17

ナシゴレン


今日は$1.5で売っている「ナシゴレンの素」を買って作ってみた。
色々野菜を入れて、定番のキュウリとトマトを乗っければバランスも
それなりに良い。

モグモグと食べながら、4年の学祭で超適当な「ナシゴレン屋」をやったことを
思い出した。小雨が降っただけで屋根あるのに休業、疲れたから休業、ナシゴレン
作っても美味しそうだから味見、とかいいながら全部食べちゃって売る物なくなったり
めちゃくちゃだったけど楽しかった。あの時は名前が素敵だから、という意味不明な
理由だけでナシゴレンを作ることにしたけど、肝心の作り方を全然調べず、
サルサとニンニクと適当なスパイス入れた炒飯にしただけ。
でも今日食べながら、案外大外れでもなく、割と近い味だったんだな、と思った。

レシピを調べてみたらエシャロット、ニンニク、トラシ(魚醤)を入れるそうだ。
上記のレシピに適当にナンプラーでも振ったら結構いい線いってたのかもしれない。

動的平衡

日本の家族から荷物が届いた。食べ物と、母親が間違えて2つ買ったという
福岡伸一の「動的平衡」という本が"遅い誕生日プレゼント"ということで入っていた。
久しぶりに日本語の本を見て嬉しくなり、読みたい衝動に負けて一時間もせず半分
くらい読んでしまった。今のところかなり面白い。
しかもリース教授の授業で学んでいることと繋がることを書いている気がする。
まだアイディアがあっちゃこっちゃなので冬休みにでもゆっくり整理できたら
ここにも書こうと思います。

ところで、最近ずっと授業用の"読まされる読書"ばかりだったので(もちろんそれは
それで勉強になるし興味深いですが)、娯楽として本を読むのが楽しい楽しい。
しかもずっと英語の難解な文章を噛み砕いて読んでいると、久しぶりに読む日本語が
相対的に簡単に感じるせいか、なんか一気に読むスピードが上がった気がする。
しかも日頃かなり集中して読むことに慣れているせいか、日本語の読解力が上がり、
1つ1つの単語や表現を凄く意識的に読み拾う癖がついている気がした。

冬休みは娯楽用の英語の本ももっと読みたい。早く来い来い冬休み!

そういえば一昨日ウィスラーのシーズンパスを買ってしまいました^^v
5日間滑れば元が取れるという格安パスなのでバシバシ滑りに行きたいと思います!

2009/11/16

また映画


Amnesty International Film Festival最終日最終上映の「Triage」を
昨夜観てきました。Triageとは、辞書によると:
重症度判定検査
◆少ない資源を有効に活用するために、被害者のけがなどの状態に応じて治療の
順番を決めること。

99年にノーベル平和賞を受賞したMSF(国境なき医師団)の当時代表だった
James Orbinski医師が90年代のルワンダ紛争とソマリアの飢饉の真っ只中で経験した
人道上のジレンマや苦難を追ったドキュメンタリー。
実際に働いていた病院や思い出深い出来事が起こった場所を訪ね、当時の様子を回想し、
語っていく、というドキュメンタリーとしてはよくあるスタイル。
一番のメッセージは、「人道支援はどうあるべきか」という問いだったと思う。
人助けをしなければいけない一方で、支援側の安全も第一命題という状況でどう
行動するべきなのか、というジレンマが終始出てきた。

また、タイトルにもあるtriageという患者の優先順位付けが、確かに最も
多くの人を救うには効率的でロジカルな選択だけど、どうせもう治療は困難だ、
という患者は後まわしにすることの医師/人間としての葛藤も大きなテーマ。

自分だったらこういうシチュエーションに遭遇した時どう行動するのだろう、
どういう価値観に基づいて判断を下すんだろう、という本質的な問いを自分に
投げ掛けられた気がした。

Planningを勉強していても、正解がないような状況でも何かしらの判断を
しなければいけない場面っていうのが非常に多く、ロジックで済まされる
単純な話ではなく、個人の価値観によって左右されるようなことが多い。

実を言うと、こちらに来てからの勉強はそういう自分の価値観を常に自分に
問うようなエキササイズが多く、今まで真剣にそういうことを追求すること
に慣れていなかったので、なかなか疲れる。

日本で"シューカツ"をすると必ずまず「自己分析」をしましょー、という
第一段階がほとんどマニュアルのように存在するけど、この2ヵ月くらいは
ずっと自己分析させられている感じだ。
ただでさえモヤモヤしていて、しかもアンビバレントな自分の価値観を
言語化していく作業はもの凄く大事で通らなければいけない道なんだと
思うけど大変エネルギーのいることです。。

シューカツ用のHPで質問に答えてハイ、あなたはこのタイプ!
って自己分析そんな簡単にできたら苦労しませんってー。

脱線しましたが、重いけどいい映画でした。

P.S.

いつも思うけど映画の批評って難しい。明らかにイマイチっての以外の
一定のクオリティーの物以上になってくると「良かったよ」とか「面白かったよ」
っていうバカみたいなコメントになりがちなのが辛い。自分にはっきりと
レンズや立場があればその観点から批判もできるんだろうな。

2009/11/13

アムネスティー映画祭とインド料理

先週引いた風邪がなかなか厄介で、未だに咳と鼻水が完全に治らない。

今週水曜日、11月11日はカナダでは「ポッキー&プリッツの日」で
国民の休日だったので授業がありませんでした。
(ウソです。Rememberance Dayと行って第一次世界大戦の追悼記念日です。)

そのためか1日授業がないだけで今週はちょっと心に余裕がある感じです。

金曜はそもそも毎週授業がなく、今日は久しぶりに晴れたので、
同じプログラムの友達二人と、現在バンクーバーで行われている
アムネスティー映画祭に行って来ました。ここバンクーバーは、映画産業が
盛んで、実はHollywood Northとも呼ばれているほど、撮影がよく行われる場所(らしい)です。
というわけで(?)映画祭も頻繁にやっていて、今回で既に僕は3つ目です。
先週はAsian Film Festivalというのに行って来ました。

今日は30分物の短篇映画が2つで、1つ目がエクアドルにおけるシェヴロン社
の石油汚染を告発するドキュメンタリー。2つ目がお隣アルバータ州の先住民の
土地で石油掘削をすることを許可する政府に対して抗議を行う人達のドキュメンタリー。
どちらも資源系の企業/政府vs現地人、という構造で、人権問題に焦点をあてたものでした。
まあアムネスティーなので当然上映されてるもの全てがそういうテーマなのですが。

映画の後はカナダライン(今年の9月にオリンピックに向けて開通した鉄道)に
乗って、郊外のLittle Indiaと呼ばれるインド人街に行ってお昼。
チャイナタウンとは比べ物にならないくらいこぢんまりとしていますが突如
道沿いの店が全てインド関係になるので不思議なエリアです。

風が強く寒い1日でしたが久しぶりに外を歩いて気持ちがよかった。
ダウンタウンの後ろに見える山々がこの二週間くらいで一気にまっ白に
なりました。今年は例年になく雪が多いようです。オリンピックまでその
状態だといいんですが・・・

2009/11/12

ロールキャベツ


家にキャベツがあって、どうしようかと思っていたので
ロールキャベツを作ってみた。思っていたより簡単にできる。
適当に作ったサラダと、買ってきたバゲットをロールキャベツに浸しながら
食べていると冬が来た感じがした。
具を多く作りすぎてしまったので、残りは後日ハンバーグにでもしよう。

爪楊枝がなかったので、ネットに書いてあったようにスパゲッティを代わりに
刺してみたら、ちょうどうまくいった。ただ、キャベツが硬くてなかなか
うまく包めなかった。葉っぱが大きくて柔らかいものがベストなんだろう。
春キャベツなんかが柔らかくていいのかな?

料理はめんどくさいけど楽しい。

2009/11/10

早期オープン

ウィスラーが、予定していた11/26日のオープンを変更し、
今週土曜日11/14にオープンを早めた。
ここのとこ一週間で1mの大雪に見舞われている為だ!

早くもヨダレが・・・

米加比較論

こちらに来てから、日常のあらゆる側面で嫌でもアメリカとカナダの二国を
比較してしまう。アメリカに慣れきっている自分としては、カナダに来ても
ほとんど違和感はないだろうと当初思っていたけど、意外にも言葉で説明できない
肌感覚レベルでの違いを感じることが多い。カナダに来た当初は、そのせいなのか
珍しく適応に少し時間がかかった気がする。
新天地で大学院をスタートする、という心理的なプレッシャーを差し引いても
やはり違和感があったのです。

明らかに違うと分かっている国に行く時は覚悟がある程度できているもの。
その点カナダは一見アメリカとあまり変わらないのに微妙に違う、でもそれが何
なのかよく分からない、という掴み所のなさというか、歯痒さがジワジワと効いたんだと
勝手に考えている。

先日(といっても二週間ほど前)、日本人の知り合いの方とビールを飲んでこの話題を
ふってみると、彼も同じような感覚を持っていることが分かり、一緒に色々と考えた。
共同作業でなんとかその違いを言語化することによってなんとなくその輪郭が
見えてきた。見えないものが見えてくると安心するもので、
何なのかよく分からない、という状態が不安を助長します。

未だにかなり大雑把&カナダと言ってもバンクーバーしか知らないので
あまり一般化はしたくないですが、今のところ考えてることをちょこっと
書きたいと思います。完全に独断と偏見の塊なので話半分で適当に読んで
貰えると幸いです。バーッと思いついたままに書いたので日本語変かも。

1.メルティングポット/モザイク

この表現はよくこの二国を比較する時に使われる比喩。
アメリカは移民をアメリカにassimilate(同化)する方針、カナダはそれに比べて
移民が自国の文化を保ちつつ共存を目指す、という方針のようです。

のようです、と言っても確かに感覚的にもそう感じることがある。
どういう場面でそれを感じるかというと、これもかなり感覚的な話なので
統計的に正しいか分かりませんが、どうもカナダの方が母国語をしっかり保持している
人の割合が高い気がする。

例えば同じベトナム系でもアメリカの場合はベトナム系だけどもうベトナム語は喋れないよ、
というような人が多いのに対して、カナダではしっかり家庭で喋っているせいか一見完全に
英語の方が強そうに見える人でもベトナム語の方も割としっかりと喋れる人が多い。
そんな印象。

もちろん出身国によって傾向は違う気がします。中国系はコミュニティ意識が強いせいか
どこに行っても中国語を何世代にも渡って維持していたり。

昨日ちょうど同じ学部の中国系カナダ人の友達が面白い話をしていた。
彼女は英語の方が完全に強く、国籍もカナダだけど、よく「どこ出身?」という
質問をされ、「カナダ」と答えても「いや、元々はどこから?」と聞き返される
ことにイライラする、という話をしていた。

僕の感覚から言うと、アメリカの方がどちらかというと見た目は違っても同じ
「アメリカ人」という括りに入れてもらえるハードルは低いような気がする。
(社会的に白人との差別なく、というのとはまた別の問題です)
事実、アメリカにいると僕もしょっちゅうアメリカ人に間違われることがあり、
その度に「日本人です」と主張していた。

なんかこのカナダの「モザイク」文化の中にいると、見た目の違う国民同士の間の関係に
対して「お互いの文化を尊重」というようなポジティブな印象よりも、「それぞれの文化
でクラスターを作ったバラバラの社会」というような印象をどうしても感じています。
アメリカの同化政策が良い、という主張がしたい訳では全然ないのですが。
(弊害もたくさんあるはず)

要するに何が言いたいかというと、カナダの方が国として一体感が無いというか、お互い
割と無関心でドライ、という印象を今のとこ持っています。

大学レベルでも、カナダではアメリカのように学校をあげてフットボールの
試合を応援に行く!というような愛校心は少なくともUBCでは全く感じられません。

2.ダイナミズム

知り合いとの話の中で「カナダはのっぺりしてる」という言葉が出てきました。
僕も同じ印象。これって言葉でどう説明すればいいのかよく分かりませんが
のっぺりしてる、というのはおそらくダイナミズムをあまり感じない、ということ
と同義なんだと思う。

アメリカン・ドリームという言葉に見られるようにアメリカの方が国としてリスク
を取ってでかいことをやってやろう、というお祭り的国民性があるし、そういう人達が
集まってくる傾向にある。一方、カナダはどちらかというとのんびりかつ保守的で、
そこそこの生活をしていればいいやーというような欲の無さを感じる。
(ここのとこ多分一般的な認識とも一致していると思う)

この「欲の無さ」と「保守性」がリーマンショックの時カナダの銀行を救った
らしく、リスクに対する両国の特徴をよく表している気がする。


この感覚何に似ているんだろう、と思ってちょっと考えてみたら、
関東から北海道に移り住んだ時と重なった。
北海道って確かにもの凄く住み易いし、別に選り好みしなきゃ仕事
だってあるし(ここはアヤシイかも)、情報だって今の時代インターネット
さえあれば極端に乗り遅れることもないけど、でもなんだかやっぱり関東から
来た者にすれば活気というかヒト・モノ・カネのダイナミズムにどうしても欠ける
感じがするのです。

ダイナミズムを感じる所/社会って多分結果的にその犠牲が(多くの場合格差という
形で)必ず存在して、それを楽しめる立場にいる分には機会や情報に恵まれて楽しい
場所だけど、全体で見ると問題が多いんだろうと思う。言い換えればエキサイティングな
場所ってその引き換えになんらかの形でのリスクがある場所。
人間はなんだかんだ危険な香りのするものに惹かれるところがある。

一方「住み易い場所」っていうのは質的にはそれとは対極にあるべきで、
カナダはそういう場所なんだろうと思います。何を求めるかの違いで、その共存
を求めるのは根本的に矛盾してるんだろうと思う。もちろんバランスの問題ですが。


3.フレンドリー/親切・丁寧

アメリカ人はフレンドリー、カナダ人は親切・丁寧。
この微妙な違いは意外と感覚的に大きい気がします。両極端にいる人
なら喋った感じだけで大体アメリカ人かカナダ人か分かるほど。

一般的に言ってアメリカ人の方が人懐っこく、割と最初からラフな関係で
あまり気を遣わない感じ。カナダ人はどちらかというと日本人的な感じで
お互い気を遣ってることがなんとなく"空気"で分かる。アメリカ人にもそういう
人はもちろんいるけど、どちらかというとそんなことお構いなしというか
好きなことを喋りまくって終わり、みたいな人が結構いる。

キャッチボールで例えるならカナダ人のほうがしっかり相手の胸を目掛けて
気を遣ってボールを投げてくれるけど、アメリカ人のほうが最初からいきなり勝手に
ピッチング練習を始めてくるようなタイプの人が多い印象。
ちょっとアメリカ人を貶しすぎかな(笑)


以上、かなりざっくりの米加比較でした。
これからまだまだ出てくるんだろうと思うので思い付いたら書いてみたいと
思います。逆に両国で経験のある他の方の意見も聞いてみたいところ。

2009/11/05

今度こそ

この3日間くらい、38.5℃以上の高熱にやられて瀕死状態でした。

数週間前にも風邪になりましたが、今回のは熱の高さといい(久しぶりに39℃越え)、
持続期間といい、関節の痛さといい、こりゃあ絶対(新型)インフルだ!
と思いながら必死にベッドで汗をかきまくっていたらどうにか
平熱に戻って回復致しました。

病院に行け、と何人かに言われましたが新型って確かすぐに病院行っちゃ
ダメなんだよな、と朦朧としながら考え(事実、そうみたい)、動くのが
面倒臭いのも手伝ってそのまま寝ていました。

日本の学部時代だと風邪ひいて学校休みだ~♪なんて呑気に構えてられるけど
こちらではそれこそ必死に治して遅れを取り戻さねば、と考えていました。
幸い今週は比較的楽な週で、11月で風邪をひいておくなら今しかない、
というタイミングだったのが不幸中の幸い。。

自分でどうにかなる読書とかはまあなんとかなるとしても、グループワーク
は他人にも迷惑をかけるから申し訳ないなあ、なんて思いながら謝罪メールを
入れたらなんとなんと、5人中3人も同様の症状で死んでいました・・・ありゃりゃ。
しかも全員例のハロウィーンパーティーに来てた。他にも3人くらいあのパーティー後
風邪をひいた人がいた模様。

Swine Fluのコスチューム(ただのブタだと思ってた)で来てた人がいましたが、
本当に本人がSwine Fluを撒き散らしてたんなら洒落にならない(笑)

とにもかくにももうしばらく風邪はゴメンです!!

2009/11/02

Real Climate

気候変動関連の最新事情を追いたい方にオススメのページ。

RealClimate

リース教授の授業を取っていて勉強になることの1つが、毎週メールで
大量に送られてくる論文やウェブサイトのリンク。多くの場合急すぎるし
(本人めちゃくちゃ多忙なのでしょうがないんでしょうけど・・・)
大量すぎて到底全て授業までに読み込めないけど、興味のある分野なのでできるだけ
あとからでも読みたい。

こういうリソースは自分で探すのには結構手間がかかるしそもそもどこにあるか
知らないことが多いので、日常的にこういう記事を読むことを仕事の一部
としていて、かつ膨大なネットワークを持っている人から教えて貰うのが一番。

今日送られてきたRealClimateの最新の記事は、日本でも話題になった
「ヤバイ経済学(Freakonomics)」の続編Superfreakonomicsの中で著者レヴィット氏が
太陽光発電に否定的なことを書いていることに関して、そのデータそのものに
根本的なミスがあることを指摘したもの。ネットで簡単に手に入るデータと、初歩的な
数学だけを使って超皮肉な口調で反論。

記事の著者はレヴィット氏と同じシカゴ大の地質学の専門家ですが、
「今度本を書くときに手伝いが必要なら私のところまで」といった
趣旨のコメントに添えて経済学部から地学部のGoogle mapの道案内まで貼り付けて
あって、なかなか過激。

日本と比べると欧米のほうが議論の内容と個人を切り離して考えることが
より一般的に行われているとは思いますが、同じ大学内のいわば同僚をここまで
こてんぱに非難するのってなかなか出来ない。そもそもこの記事は反「論」を
通り越してかなりパーソナルな気がしますが・・・

ばったり食堂で会ったりしたら気まずいなあ、とか考えてる訳ないんだろうな。
シカゴ大のHPを見たらいかにも地質学者っぽいヒゲもじゃのオジサンでした。

2009/11/01

ハロウィーン

昨日はハロウィーン・デイでした。

日本ではハロウィン、と(エドウィン、みたいな感じで)発音する人が多いけど、
本当の発音はかなり後半をウィーンっと伸ばすのです。

街中変装した人だらけで、バスからボーっと景色を眺めていると
いきなりバス停にリアルなドラキュラとか、血まみれの人が
立っていたりするので結構無意識でいるとドキッとくる。

夜は予定していたパーティーへ。
今年は変装にかける時間がなかったので、男性にとって一番
安易な「女装」で行くことにした。カツラと付けマツゲだけ
買って服は借り物(ありがとう!)お化粧もばっちりして
もらい、我ながらかなり気持ち悪い出来だった。。

前日に友人に押されて足はばっちり剃ったのに脇を剃り忘れ、
文字どおり「脇の甘さ」を見せ付けてしまった(笑)

パーティーは結局誰の家なのか最後まで分からなかったけど(汗)、
多分200人くらい人がいた。確かに大きめの家だけど当然そんな人数が入ることを
想定していないので一人辺りのスペースは超狭い。庭やベランダまで人がはみ出まくり。
今まで行ったパーティーの中でもカオスレベルは最上級だった。
自分は平気だったけど、何人か足の裏から流血していた。多分床にビール瓶の破片とかが
落ちてたんでしょう。。その他にも変装グッズの一部だったり全部だったり、とにかく
よく分からないものがたくさん落ちていたし、大体どこを踏んでもアルコールで濡れていた。

掃除代を予めかなり確保してある、と言っていたけど本気で再生させようと
したらカーペット全部張り替えな気がする・・・

変装の出来は、というと、知らない人には何人か本気で女に間違われ、
知人も話し掛けなければ気付かない人もいたのでリアル度ではまあまあ
成功と言ってよいでしょう☆