2009/09/30

太陽

昨日はバンクーバー名物の雨の初洗礼を受けた。
授業から帰るわずかな時間で全身ずぶ濡れ。
秋はどしゃ降り、冬はシトシト、らしい。
自転車通学を続けるためにはこれから真剣に
格好を工夫しなければ。

ポートランドもそうでしたが、こういう土地に
いると太陽のありがたみがよく分かる。

今日は朝から晴れだ。うーん幸せ!

災害年?

以前のエントリで、今年の夏は日本で災害が重なり、
2004年の豪雨→中越地震を彷彿とさせる、というようなことを
書きましたが、よく考えればその後同じ年の冬にはスマトラ島沖地震があった。

昨日から立てつづけにサモア、スマトラと地震&津波が起きた
のを聞いて、またまたそっくりのパターンじゃないか、と
思ってしまった。

南大平洋で津波が起こると、気候変動による海面上昇で既に
存続が危うい島国は壊滅状態になってしまうんじゃないか。

2009/09/29

Reading tips

今日はリーディングがはかどった。
交換留学中にもリーディング効率が上がった瞬間が
あったのを思いだした。忘れる前に書いておこう。

1.読む量を決める。

期限から逆算して今日はこのchapterを終わらせる!という
目標を立てておく。

2.集中モードに入ったらできるだけ持続させる。

特に難解な本を読んでいると、マックス集中レベルに達さないと
意味が全く頭に入ってこない。集中モードに入ることができたら
その流れが途切れないうちに一気に読む。

3.ノート取りはあとで

読書に基づいて何かを書くときに、どのタイミングで
ノートを取っておくか迷う。まずは赤鉛筆で大事なところを
ハイライトしておき、区切のいいところで見返してポイントを
書き写す。これも流れを切らないことと関係していると思う。


Theory-baseの本は本当に難解。
抽象的で極限に回りくどい書き方をするので、論理を解きほぐす
作業は頭の体操になるけど、段々ムカついてくる(笑)

「こんな単語使ったら嫌われるよ」と思っていたGRE単語が
意外に出てくる。無意味な試験だと思っていたからなんだか悔しい(笑)

Climate Change Debate

今日はリース教授のクラスの「気候変動ディべート」だった。
気候変動は深刻な問題でどうにかしなければ、という
賛成派と、気候変動なんてクソ食らえ!という反対派に
別れてそれぞれの論点を主張する。

二週間前にどちら側につくかを決める際、とりあえず
気候変動を信じるか、というアンケートを取ったら全員
信じると答え、じゃあディベートで気候変動反対派を
やりたい人、と聞くとみな手を挙げた^^;
それじゃあ話にならないので、ということで適当に半分に
分けられた結果僕は賛成派を担当することになった。

Is Climate Change Real? Is it anthropogenic?
Can we do anything about it?という3つの質問に15分で
答えるという難題でしたが、短い期間でチームメンバーと
議論し、プレゼンを推敲する過程が楽しかった。
大学院で記念すべき初プレゼンもなんとかうまくいった。

今までプレゼンはぶっつけ本番ばかりだったけど、今回
一応原稿を作って家で時間を計って練習する、というプロセス
を経験してみたら、やはり練習って大事だし効果ありだな、
と思えた。これからは面倒臭くても練習しよう。反省。

2009/09/27

ポトラック


一昨日の夜はSCARP二年生の家で行われたポトラックに
行って来た。日本だと持ち寄りでパーティーをすることは
あまり頻繁にないけど、こちらでは日常茶飯事なので
簡単に作れて持ち運びが楽で美味しい料理のレパートリーが
あると便利だ。僕はオイスターソースベースの中華風焼きそばを
作っていった。
うちの学部はベジタリアン率がかなり高く、ヘルシー志向の人が
多い(バンクーバー自体が多い)ので、野菜中心でレベルの高い
品を皆たくさん作ってくる。うちの寮でたまに行われている
ホットドッグとハンバーガーだけ(しかも野菜なし)のBBQと
比べるともの凄い差。。


話は全然変わりますが、Yahoo Newsのトップに「逗子デニーズ閉店
の記事が出ていた。ここは実は入ったことはないんだけども、
鎌倉、相模湾を見渡す絶好のロケーションにあることで地元では
結構有名だった。日本全国デニーズ売り上げ一位のこともあった
ほど繁盛していたらしい。28年間営業していた老舗デニーズなだけに
惜しむ声も多いみたい。一度行きたかった・・・


今日の午後は統計の授業の勉強と、火曜日に控えた気候変動
ディベートのプレゼン資料作り。

2009/09/24

トライアウト

今日の午後は、先日加入したテニスクラブの
チーム選抜(トライアウト)に行ってきた。
クラブ自体は誰でもsign upすればプレーできるが、
その中でUBCを代表するチームも選抜する。

3年前ポートランドのテニスチームに入っていた時にUBC
のチームと対戦した経験から、UBCのチームはなかなか
強いことを知っていたので、自分が入れるかはかなり
疑問だったし、入れたとしても遠征に行く時間など
ないだろうと思っていた。それでも、今後の練習相手
になる人でも見つかればいいかな~という気持ちで
ふらりと行ってみた。

案の定かなりうまい選手はいて、プレーを見ずして既に
「あ、この人はチームに入るな」という人が6~7人。
僕含め"中の上"か"上の下"くらいの人が20人くらい。
「キミなんで来たの?」という人が5人ほど(笑)

メンツはともかく、トライアウトを仕切っている
クラブ側の運営スタッフのグダグダ具合にちょっと
呆れた。4面2時間でコートを取っているはずが、1時間
しか取っていなかったので途中で一般人が入ってきたり、
プレーを見ながら評価を付けてるのに名前と人が一致して
なかったり、ホンマに選抜しとるんかいな、という感じでした。
プレーしてる側もダメダメ運営に大して不満もなさそうだし、
日本の体育会は極端だとしても適当すぎ!(笑)


夜、10時くらいにまっ暗なトラックでランニングを
していたら男女二人で走る若者の姿。韓国語かと思ったら
関西弁だった。UBCに毎年100人くらい来ている関西の
某R大学(バレバレ)の学生さんでした。

2009/09/20

愉快な仲間達

今日は朝から夕方までリーディング。
内容が難解で、時々休憩して読むのでこれだけ時間をかけても
100ページも進まない。

夕方は同じアパートのスイス人O君とランニング。
昨日も一人で4キロ走ってきたが、たまには仲間がいると
楽しい。幸い僕等の家は教室までは遠い代わりにスーパー
まで徒歩2分、サッカーフィールドと陸上トラックまで徒歩3分
という好立地。
昨日は距離を決めて走ったが、今日はO君の提案により
12分で400mトラックを何周できるかのタイム制にした。

何故こういう時間制にするかというと、彼の祖国スイスの
兵役制度では、訓練の一部として12分で何キロ走れるかを競う
走力テストがあるから、らしいのだ。
彼は現在25歳、規定の兵役日数200何十日だかにまだ届かないから、
帰国後の訓練で死なない程度の最低限の体力を維持をしておくんだ、
と言っていた。

結果は僕が7周半で3km、彼はちょうど7周で2.8kmだった。
高校の時に比べれば落ちた落ちた・・・。
それでも「スイス軍の走力テストでは3km/12分が最低ライン
だからキミの今のタイムなら通過だよ!」とO君は笑っていた。
本人はもうちょっと努力が必要らしいが、僕と走ったお陰で
ここ最近ではベストが出たと喜んでいた。

O君はスイスの名門工科大出身で、既に工学修士を
持っているが、更にビジネスの学位を取りにやってきた
らしい。軍隊では一番ひ弱なひょろひょろ部隊所属だったけど、
狙撃だけは先祖代々抜群の成績で、スナイパーになれると豪語していた。
3km先の的に命中させることができるスイス製の銃の話を熱心に
してくれて、銃弾の弾道の方程式まで語ってくれた。
フランス語圏の人達は話好きが多い。
ちなみに訓練では50kgの荷物を背負って50kmの道を歩くらしい。
永世中立国なのにご苦労さん、という感じだ。


夕飯は残りの塩鮭をもう一切れ焼く。
一緒に調理していた上海の女の子の汁そばとキムチを
もらい、僕も代わりに鮭を半分くらいあげた。
中華汁そばとキムチと塩鮭。東アジアオールスターズだな。

隣ではこれまた上海人がカナダ人に焼きそばの作り方を
伝受していた。なかなかインターナショナルな我が家。


2009/09/19

塩鮭定食



先日作っておいた塩鮭を先程昼食に食べてみた。

恐る恐るジップロックを開けて、フライパンで焼き、
食す。・・・美味い!!塩加減とかかなり適当に
やった割に完璧な塩鮭になっていた。脂がたっぷり
乗っていて、日本で食べる鮭より美味しいくらいかも
しれない(笑)
鮭とご飯と味噌汁だけじゃ寂しいので、付け合わせに
ジャガイモと赤ピーマンを塩こしょうで炒めた。
和洋折衷ということで。

塩鮭は超手軽に日本の味を楽しむことができるので
留学生にはオススメです!ネットを見ると結構海外
在住の人の定番テクのようです。

2009/09/18

居酒屋

昨日行ったダウンタウンの居酒屋"guu"は割と
日本そのままだった。店員は全員日本人。
Appetizerにはたこわさやイカの塩辛が並ぶ。
オーダーを取るときも厨房に向かって店員が品名を叫ぶ。

バンクーバー含め西海岸はやたらと日本食屋が多いけど、
ほとんどは中国人その他アジア人経営のエセ日本食で、
まだマシなものでも西洋テイストのフュージョンが多い。

別に純粋日本食にこだわっていてホンモノじゃないと嫌だ、
という訳ではなくて、フュージョンでも美味しければ別に
構わない。ただ、寿司=巻物(roll)だと思っていたり、
"I love sashimi!"と言っても並々注がれた醤油が緑になる
くらい山葵を入れまくって食べているのを見ていると
突っ込みたくなる。
それじゃどの魚食べても変わらないでしょ・・・

昨夜のとこはそういう意味では一番"そのまんま"だった。
ただ、やはり"そのまんま"の店に来る客は日本通か日本人が
多いんだろうな。そういう客層がある程度確保できるところ
じゃないと成り立たない。
普通のカナダ人がたこわさとかイカの塩辛食べると思えない。。

2009/09/17

驚愕

ウィスラーのシーズンパスの値段。
米国オレゴン州、ワシントン州、カナダBC州に在住の
学生(25歳以下)ならばなんと$399+Tax(!!!)

3万円代ですよ。ばんけいじゃないですよ、
テイネじゃないですよ、ウィスラーです。
1日リフト券が$89なので5回くらい
行けば元取れちゃうじゃないですか。

観光客からがっぽり頂いて地元の貧乏学生に還元。
素晴らしい。

整理法

先日自己管理のことをちょっと書いたが、
あらゆるマネージメントをする上で大きな役割を果たし、
大事なのが、物の整理の仕方だと個人的には思う。

書類や部屋などが物理的に整理されていれば、びっくり
するほど頭の中も整理される。普段はしないくせにテスト前に
なるとやたらと部屋の整理をしたくなる、というのが共通して
色んな人に見られるのは単に勉強から逃避したいからだけでは
ないのかもしれない(完全なる臆測)。

古くは梅棹忠夫氏の「知的生産の技術」、最近では
野口悠紀雄氏の「超整理法」、勝間和代氏の「新・知的生産術」
などなど、やはり整理することは知的生産にとって
大事なのは明白で、でも結構自分でやってみるとどういう
風にしていいか迷うことだからこそ本にまでなるのだろう。

こちらにきて新しく勉強を始めるにあたって、僕が
試しているのは、クリアファイルとパソコンとプリンターで
ほとんど書類関係は片づけてしまおう、という試み。

クリアファイルは、授業1つに対して1つ+"教務係"というか
アドミニストレーション関係の書類用に1つ。
アドミニ用ファイルには常にその週のリーディングリストと
やるべき事を書いた紙を一番表紙に入れておく。

授業にはパソコン持参で、ノートは全てワードで取る(見本)。
(これをするには前使っていたでかいDynabookから、父親に譲って
もらったLet's noteにして大正解。持ち運び楽々。)
そうすればあとからグループワークのときなど共有しやすいし
休んだ人にノートを見せて、と言われればメールに添付して
送るだけで済む。しかもどうやら手書きよりタイピングの
ほうが速い(昔は手書きの方が速いと思ってた)。
図などを書くときはノートに書き、ルーズリーフのように
切りとれるようになっているので、切りとってファイルに
突っこんでおく。



なんか完全に21世紀型"情報技術依存しまくり整理法"ですが、
今のとこうまくいってるので続けていこうと思います。

ちなみにこのようにブログに書いておくのも
整理法の一種と考えています。どうでもいいことなら
ともかく、シェアしたい、人の意見も聞ければもっと
よくなるかも、ということはドンドン書いていきたいと
思います。
ブログにメモりまくる分には紙の無駄にもならないしね!


今晩はPIBC(Planning Institute of British Columbia)の
人達とのBBQイベント@UBC農場にちょっと顔を出してから、
ダウンタウンの居酒屋に行って来ます。
それまではリーディング。

2009/09/16

Hijacked by Climate Change?

昨日紹介したRees教授の動画で彼が喋っていたことと
関連する記事で、明日までのリーディングの一部。

Hijacked by Climate Change? by BBC NEWS

気候変動は長期的で、しかも地球規模で起こっていること
なので他の国に責任転嫁しやすい。よって政治の世界では便利な
話題。"不都合な真実"ならぬ"都合のいい真実"。

それよりももっと地域レベルで責任が問われる大気汚染や生物多様性の
問題が、気候変動に注目が集まりすぎているせいで完全に隠れてしまっている。

要約するとそういうことだと思います。
興味ある方は原文でどうぞ。

メディアの仕事もやっぱり面白そうだなあ。

What is planning??

日本で都市計画というと工学部の中に入っている物で、
図面とにらめっこして線を引き、建築や土木と密接な関わりが
ある分野だと思われることが多い。

こちら(北米)では学校によってまちまちではあるけども、
Urban and Regional Planningというと、もうちょっと
広範囲のことを扱う(日本のことをあまり知らないけど・・)。
よって、かなり"なんでもあり"なところがあるため、
"planning is everything","planning is nothing"などと
言われることがある。

今日はPLAN 502 Planning Theory&Historyの初回だった。
Planning(都市計画とは言わず敢えてplanningと言っておく)の
理論と歴史を扱う授業だ。教授は、この分野ではたくさん本も
出していて有名(らしい)Leonie Sandercockというオーストラリア人。
女性の教授で、バークレー、UCLAを経てうちにやって来た。

まずはブレインストームとして、各自planningの定義を
3分間で考え、それをグループのメンバーと話し合って1つの
文にまとめて発表した。これが難しい。みんなウンウンと
唸りながらああでもない、こうでもないと議論した。
こういうディスカッションは楽しい。

僕の定義は:

"Planning" is a process ofreconciling various values
on aesthetics, functions and sustainability of space,
to accomplish social and environmental justice.
(Planningとは、社会的・環境的善を達成する為に、空間に関する
異なる価値観(特に美,機能,持続可能性)を調整する過程のことである。)

グループのみんなと議論して統合した結果:

"Planning" is a process which attempts to reconcile multiple
ways of being, through participation, to encourage social,
environmental and cultural justice.
(Planningとは、社会的・環境的・文化的善を促進する為に
参加を通じて様々な価値観を調整しようとする過程のことである。)

となった。(日本語訳するほうが難しい!)

人によって全然定義が違ったり、使う言葉によって微妙に違う
ニュアンスが含まれていたり、興味深かった。
特にうちは中国人、カナダ人、インド人の4人で、年齢もバックグラウンド
もバラバラだったので意見が食い違って面白かった。


ちなみに、この授業の前半はBanking styleの授業、
30分の休憩を挟んで後半はCoffee shop styleの授業にします、
と教授が言っていた。
どういうことかというと、Banking style=いわゆるレクチャー
Coffee shop style=議論、なのだそうだ。

Banking styleというのは初めて聞いたが、授業で知識を頭に入れて
テストの時に引き出す、という構図が口座を介した銀行での取引の
ようだからそう言うらしい。へー。
Coffee shop styleはそのまんま東。

日本の授業はほとんどBanking styleですね。
受験が終わってしばらく経てば人によっては残高ゼロ?!

2009/09/15

リース教授初日

そして今日はEcological Context of Planningの初日。

リース教授はSCARPの看板教授、というか、恐らくUBCで
世界的に名が知れてる人のうちの一人だろう。
トロントの生態学出身で、最も大きな功績は
エコロジカル・フットプリントという持続可能性指標の開発。

初日の今日の授業は環境系の話ではなく、Epistemology(認識論)
の話で終わり。
Epistemology = how do we know what we know?

我々が知っていると思っていることが必ずしも現実であると
信じてはいけない、という話を延々と、但し非常に分かり易く
語ってくれた。

最近の経済学は行動経済学や心理経済学など、心理学や脳科学
との融合が最先端となっているようですが、環境の分野でも
何故人間は愚行を繰り返すのか、というメカニズムを心理学や
脳科学を使って解明しようとする動きが活発なようです。

認識論をいきなり語ってくれたのは、これからの授業で
読むこと・習うことを全て信じるな、という意味を込めてと、
humans are inherently unsustainable(人間は生まれながら
にして持続不可能or人間社会はシステムとして持続不可能な
要素を内包している)というちょっと悲観的な彼の最近の思い
を伝えるためだったのか。後者については彼の意見はまだ
よく分からないのでなんとも言えませんが、上級生の話を
聞いていると「リースの授業は面白いけど終わったあと凹む」
という意見が多かったので(笑)、今後の環境については
悲観的な見方を取っていることが多いのかもしれません。
乞ご期待。

ちなみに彼はこんな人。

授業初日

昨日は授業初日だった。

朝のQuantitative Methods IIは統計の授業。

恥ずかしながら学部の教養で必修である統計を取って以来、
農業経済卒なのに計量経済すらかじらずに(正確に言えば
留学から帰った年に開講さらなかったので"かじれず")
来てしまったので、ここは統計ソフトの一つくらい
使いこなせるようになりたい。
初日はコースの説明と自己紹介+各自の数学的バックグラウンド
の紹介などで終わる。今期唯一のハードスキル系のクラス。

午後のOmnibusは、都市計画という分野はこんなに色々な範囲
のことをカバーしてて、こんな分野で仕事をする人もいれば
はたまたこんな分野に行く人もいるよ、キミは今んとこどういう予定?
というのをみんなで考える授業。学部時代の専攻分野が皆バラバラ
な分、ひとまず最初の学期で共通のプラットフォームを作ることが
目的の授業。自分のウェブサイトを作ったり、グループ
プロジェクトが多かったり。カリキュラムデザイン+基礎作り。
教授はWater Resource Managementが専門の英国出身オジサマ風な
Tony Dorcey教授。僕の現時点でのアドバイザーでもある。

とりあえず参加することに意義があるので、二回ほど発言した。
来てからほとんど日本語を喋っていないからか、到着時より頭も舌も
英語慣れしてきた気がする。

自己管理

こちらに来て最近よく思うのが「留学=自己管理」ということ。

初日の院生向けオリエンテーションでは、盛んに
「自律せよ」「プロアクティブになれ」というような
ことをあらゆる言い回しを使って伝えようとしていた。
色々な意味で学部の時よりも自分がイニシアチブを取って
行かなければ院生生活はうまくいかないので、その
メンタルトランジションを早く行うこと、という意味だ。

これは中学から高校に入る時にも言われたし、高校から大学に
入る時にも言われたことだけど、その次元が徐々に上がって
いっているのだろう。それに、繰り返しあらゆる所で強調される
のは、そう簡単に出来ることではないことだからなのだろう。
徐々に大人になりなさい、というメッセージですね。

それに更に外国で独り暮らしをする、という要素が加わる
と、生活全てが自己管理。
買い揃えるものや奨学金関連で郵送しなければいけないもの、
会わなければいけない人、提出しなければいけない書類、
多くが期限付きのそれらを効率よくこなすために常に計画的に
行動することが強いられる。
前夜か朝にやることリストを作って持ち歩き、(特にうちの
キャンパスはバカ広いので)どの順に行くのがベストか予め
シュミレーションしておく。
ここまでは日本でもやっていたけど、更に昼ごはん代
節約の為に前日から弁当(と言っても簡単なもの)の準備をしたり、
昼間から夕飯の買い物を考えたり、帰ったら1日で使った金額を
メモっておいたり、結構常に頭はフル回転だ。

Time/Financial/Food or Meal Managementという感じ。

まだ学期が始まったばかりで学校のことが比較的軽い分、
結構セルフマネージメントを楽しんでいる。
社会人になったら当たり前にやらなければいけなくなること
だけれども、自分はマネージメントや計画が結構好きな性格
なのかもしれない。とりあえず2年間で自炊レパートリーを
増やしたい。主婦のように、スーパーに行ってざーっと材料
を見れば大体出来そうなものが数種類頭の中に浮かぶレベル
になればなあ。

今夜の晩ご飯、マーボーライス。キーマカレーみたい。

塩鮭を作ってみてます。いつ頃食べようか。

2009/09/14

US Open 2009

男子シングルスは若手デル・ポトロが優勝。
フェデラーの六連覇ならず。
印象に残った動画を2つ紹介します。

テニス史上最高のショットと言われてます。


ジョコビッチ大好きです。愛すべきバカ。

2009/09/13

ケベック

ケベック州のマギル大からやって来た友人が言っていた。

「うちの両親はreferendumの後に家を買ったからかなり
安く買えたのよ。今は買値の三倍くらいになってるわ。」

今までカナダの政治事情は興味を持って追ったことが
なかったので、何のことを言っているのかよく分からなかった
ので説明してもらった。

Referendum(住民・国民投票)とは、ケベック州がカナダから
独立するべきか、を問うreferendumのこと。
そしてその結果が独立寄りに傾くと、English-speaker達が
一斉にケベックから出て行きたがるので住宅価格が下がる。
そういうことらしい。国民投票は10年に1度くらいのペース
で行われているとか。

ケベックが独立を希望していることくらいは知っていたけど、
それに不動産価格も連動しているんですね。

________________________

追記:

ちなみにケベック州は独立してもカナダの軍隊・通貨
などはそのまま使いたいと主張しているので、毎回
カナダ政府に"f*ck you, no way!"と言われてるそうです。   

2009/09/12

ウィスラー合宿

金曜~土曜日はバンクーバーから車を2時間ちょっと
走らせた所にあるウィスラーへ合宿へ行ってきた。
来年2月に行われる冬季五輪のスキー・ボブスレー・リュージュ
などの競技が行われる場所で、北米最大のスキー場でもある。

出発の朝はすっきりと晴れわたった。
信じがたいけど、キャンパスからの景色。




UBC所有のロッジに泊まり、昼間は好きにぷらぷらして
夜は飲む、というシンプルな親睦旅行です。

夏のウィスラーは変な感じでした。
ちなみに三年前の冬に行ったときの写真はこれ。



ウィスラーの都市計画を行っているプランナーの人にツアーを
してもらいました。五輪中は5万5千人の人が来ると予想されている
そうです。表彰状を渡す広場はまだ建設中でした。


夜はみんなでゲームをしながら飲みました。



今日は朝はゆっくり起きて、湖畔でのんびり。
ここのところの寒さが嘘のような暑さで、数人は泳いで
いました。水は氷河から来た雪解け水なので冷たかった。


キャンパスに帰ってくると夕焼けが綺麗でした。

専攻の特性上コミュニティー意識の強い人達が多く、二年生
の人達がこの合宿を含めて色々企画してくれたお陰でだいぶ
みんなと仲良くなれました。
明日の日曜日を挟めば月曜日。
のんびりモードからそろそろ抜けださないといけません!

2009/09/10

Place of mind


つい先日、UBCは新しいHPを立ち上げました。
オリンピックでBCに注目が集まるのを機に大学の
ブランドイメージを高めようという戦略の一環で、
Youtubeにも新しいビデオを流しまくっています。

先週のオリエンで、公開前のこのビデオを見せて
貰ったのですが、その時に学生からは
「音楽が暗い」とか「文法ミスがあった」とか
「文字が流れるのが早すぎる」といったクリティカルな
注文が色々ありました。見た範囲で文法ミスはないと
思いますが、確かにちょっと音楽は暗い気もします。

Tour de Food

今日の午後は、夕方のBBQの直前まで二年生の人達が
「バンクーバー都市農業の現場を自転車で回る」という
サイクリング企画を希望者向けにやってくれたので
参加してきた。自転車は買ったし、まだダウンタウンの
ほうまで本格的に行っていないのでちょうどいい。

しかも曲がりなりにも"農学部出身"なので、ここは
参加しない訳にはいかない。ついでに何か試食できれば、
なんて思ったり。

UBCキャンパスを出発し、まず向かったのはCity Farmerという都市農園。
だいぶ前から子供向けの食育や都会人に向けた農業指導を
行っている、この辺ではかなり有名な所らしい。
先週も休暇中のアイルランド農水大臣が訪れて色々と質問を
していった、と言っていた。
ちなみに今日は久しぶりの快晴で、自転車を乗るにはこれ以上
ない天気と気温だった。湿度は30%くらいで気温は22度くらい。
City Farmへ向かう途中に見えたダウンタウン・海・山の景色は、
本当に美しかった。






その後は一気にダウンタウンに向けて走る。段々と交通量も
多くなってきたが、バンクーバーの道にはほとんどどこでも
自転車専用道があるので全然怖くない。
橋の上から見たガラス張りのコンドミニアムはまたまた美しい。
この前は舟の上から見ただけだったけど、空の青に映えること。
空気が澄んでいると写真写りも全然違う。





2ヵ所目はホテル。いきなり高級ホテルのロビーに入りだしたので
何ごとかと思ったら、ここの3階にあるバルコニーは家庭菜園ならぬ
ホテル菜園をやっているのだ。ここの支配人?なのか分からないが、
従業員の1人であるおじさんが案内してくれた。
この人が環境問題に関心を持ちだしたのをきっかけに、経営陣を
説得して菜園を始めたそうだ。ハーブを始めとする収穫物は、
1階のレストランで振る舞われる。更にこのおじさんが凄いのは、
菜園に限らず、なんと養蜂まで始めてしまったこと。
プール脇でくつろぐ宿泊客のすぐ側をミツバチがぶんぶん
飛んでいる。ここで取れたハチミツも、客に振る舞うのだそうだ。
しかも、ハチミツを取るために一切防護服は着ないという。
「こちらが手を出さない限りミツバチは害は加えないんだ。
今年は6回刺されたけど、思ったより少ないだろ?」と楽しそうに
話す。あっぱれ。



養蜂箱が写っています。

最後に訪れたのはCommunity Gardenというもので、日本の都市農園の
ように住民が土地を借りて農業をできるようになっている。
ただ、本当にダウンタウンのど真ん中にあるので、練馬区でやる、という
より中央区か千代田区でやっている感覚。1ブロック行くとティファニーの
店がある。


走行距離30キロ弱、4時間ほどのツアーでしたが、雨続き・オリエン続き
の後だったので非常にリフレッシングなサイクリングだった。

明日の朝からはオリエン最後のイベント、ウィスラートリップ。
金・土と一泊して、日曜を挟めばもう次の日から授業。
なかなかハードな1週間ですぞ。

まだ時差ボケが抜けきらないのか、昼間に結構眠いです。

クラスメート

今日で一応3日間に渡ったSCARPのオリエンが終わった。
たくさんの情報を一気に言われたので、座って聞いてる
だけなのにやたらと疲れた3日間だった。

これから二年間クラスメートとなるみんなも同じように
思っていたらしく、夕方にビーチで催されたBBQでは、
誰もがこの3日間の話を口にしていた。
多くの人にとって新しい環境、新しい分野での勉強である
ので、結構みんな緊張して挑んだのは一緒だったようだ。

学部上がりでそのまま来たのは自分含めて少なくとも
4人くらいいたようだけど、やはりみんな共通して
「自分だけ社会経験ないし大丈夫かなあ・・・」という
思いを持っていた。

オリエンが終わって、ようやく教室外でそういうことを
ぶっちゃけて共有できる雰囲気が出来てきたのを感じた。


クラスメートはおよそ35人ほど。
少なくとも知る範囲では留学生は

インド人 1人
中国人 2人
メキシコ人 1人
アメリカ人 3人
オーストラリア人 1人

という感じで、他はカナダ人だけど出身はバラバラ。

カナダ人のおよそ5割くらいがBC州出身か、少なくとも学部も
UBCでやった、という人。
トロントが2割、モントリオールが1割、その他(アルバータ、
サスカチュワン、ノバスコシア等)が2割という印象。
学部時代はUBC,Toronto,McGill,Alberta,Queen's辺りで学んだ人が多い。

専攻は都市地理学、生物学、政治学、哲学、フランス語、
などなどみんな本当にバラバラ。

せいぜい色んな人と仲良くなり、有意義な二年間を過ごしたい。

2009/09/09

時間割

1. PLAN 514 Quantitative Methods II(3)
月曜日9:30-12:30

・主に統計と計量的研究手法のクラス

2. PLAN 540A Omnibus: Becoming a Good Sustainability Planner(3)
月曜日13:30-17:00

・都市計画の様々な側面を紹介し、今後二年間の
 カリキュラムデザインを行うクラス

3. PLAN 504 Ecological Context of Planning(3)
火・木曜日9:00-10:30

・エコロジカルフットプリント開発者として有名なRees教授の授業。
 今学期唯一の選択授業で、一番楽しみ。

4. PLAN 502 Introduction to Planning Theory&History(3)
水曜日14:00-17:30

・都市計画の理論と歴史。膨大なリーディング。

※()内は単位数


今週一杯はまだ授業がなく、オリエンテーション。
来週からは本格的に授業が始まる。
今日は早速Theory&Historyのクラスで使う本を買いに行ったら
なんと一つのクラスで六册、しめて300ドルちょっと。
まあ、分かってはいましたが、大量の本を積んで眺めて
いるとさすがに迫力があります。

あと3つクラスあるんですけど・・・
あー、やってけるのか。。

2009/09/07

カナダ英語

カナダという国は、旅行で数度訪れたことが
あったけど、アメリカとの英語の違いが分かるほど
現地人と交流をしたことがなかった。

カナダに着いて数日が経ち、ようやくカナダ英語
というものが分かってきた。

まず第一に特徴的なのが同意を求める"eh?(エイ?)"。
アメリカでいう"huh(ハァ?)"と全く同じで、日本語で言えば
「だよね?」「~だろ?」という意味。
これはほとんど例外なくカナダ人が共通して使うので、
アメリカ人とカナダ人を見分ける、ならぬ聞き分ける
決定的ポイント。

第二に特徴的なのは、O(オー)の音。カナダ人の方が
スペルに忠実に発音するので、aboutも「アボウト」、
troutも「トロウト」、sorryも「ソーリー」となる。
アメリカではそれぞれ「アバウト」、「トラウト」、
「サーリー」。

「ソーリー」なんかは日本人がそのままカタカナ
読みすればカナダ発音になる。

この辺の細かい違いが意外とあるので、ここ数日で
何度か人と喋ってる時に「お前アメリカから来ただろ?」
とか「カリフォルニアンアクセントだな」と言われた。

逆に僕はtrout(鱒)を「トロウト」と発音された時、
最初は本当に何のことを言っているのか分からなかった。

2009/09/06

Great Room



今住んでいる寮の部屋にはキッチンがない。
冷蔵庫と電子レンジのみで、あとのものは全て
"great room"と呼ばれるフロア共通の部屋にある。
ここにはテレビとソファとダイニングテーブル、
そしてキッチン道具は全て揃っている。
自分で買わなくていいし、何よりそこで同じ
フロアの人達に会えるのがいい。さもないと
本当にホテル住まいしている気分になってくる。
昨夜は、同じフロアの中国人が数人で気合いを入れて
食事を作っていたので、少しだけおこぼれを貰った。
中国人の食に対する並々ならぬ情熱はDNAに組み込まれて
いるんだろう。鶏肉を3時間煮こんでスープを作ったと
言っていた・・・。

一方、一階部分には"バンクーバー版スタバ"的な
Blenz Coffeeが入っていて、入居時に$50分のギフトカード
をくれたのでしばらくタダでコーヒーが飲める。

2009/09/05

携帯購入


携帯電話は友達を作る為にはもはや欠かせない物。
着いて3日間、色々な人に携帯は何を使っていて、どれが
いいか聞いてリサーチした結果:どれも大して変わらない。

よってキャンパスの近くにあって、一応カナダでは
最大手らしい(?)ROGERSという携帯会社にした。

基本料金が$30で、平日夜6時から朝8時まで+休日は
通話し放題、メールは1000通/月まで無料、無料通話は200分/月
という割と標準的なプラン。
「夜6時から朝8時まで+休日は通話し放題」というのは日本では
あまり見ないけど、アメリカやカナダではよくあるプランだ。

電話本体は契約期間が長ければ長いほど安くなる。
僕は、今日から満二年は恐らくいないので二年契約ではなく
一年契約にして、$145を支払った。電話本体は1円か無料、
というのが常識化してしまっている僕にとっては$145でも
高いと感じたが、最近は日本だって法改正で電話本体がえらく
高くなったので、まあしょうがない。

ずるい、というか詐偽に近いのが、基本料金の$30だけでは
電話がかかってきたときに相手の番号も名前も出ない。
表示するには+8ドルが毎月別途かかるというのを最後の
最後に言ってきやがった。燃油サーチャージよりもタチが悪い。
毎回非通知でかかってくる電話なんて使えるか!
表示機能をオプションにする意味が分からん・・・

こういうのをhidden costといって、必ずこっちでは確認しなきゃ
ダメだと肝に銘じているが、さすがに番号や名前表示がオプションで
用意されているとは想定外だった・・・

日本では基本的機能しかない携帯を使っていたけど、
今回の機種は一応携帯mp3プレイヤーとしても使えるらしい。
この際せっかくなので音楽を入れたりして活用してみようかと思う。

ちなみに、「2.0megapixels(200万画素)の高画質カメラまで
ついててお得だよ!」と店員は誇らしげに言っていましたが、
2.0megapixelsって日本では一昔前の画質ですよね。
今じゃ携帯にカメラがついてるのかカメラに携帯がついてるのか
分からないくらいの超高画質カメラ搭載機がわんさかありますよね。
日本の携帯が「ガラパゴス化(最近の流行り言葉)」してると
言われる所以かな・・・

Night Bay Cruise

昨日は朝9時から留学生向けのオリエンテーション。
保険のこと、ビザ関連のこと、カナダで働くこと、
などなど、勉強以外で留学生が考えなければいけないこと、
不安に思うことを親切に教えてくれた。

内容的には非常に事務的なことを、いかに興味を持って
聞いて貰うか(聞かなくて困るのは聞いている側だけど・・・)、
ということに関してのプレゼン能力はやはりアメリカ人/カナダ人
はある種先天的な能力を備えてるのではないかと思ってしまう。
実際は小さい頃から訓練されているんだろうけど・・・。
税金の話をしているのに何故か即興で(?)踊りと歌まで交えて
笑いを取っていた。。

一昨日の全体オリエンテーションでも、随所にジョークが
入っていて、「大学院でうまくやっていく為のタイムマネージメントの
重要性について話そうと思ってたんだけど時間が押してるのでやめるわ!」
なんて言って聴衆から笑いをとっていた。
同じ全体オリエンテーションで、スピーカーが質問を投げ掛けると、
数百人または千人以上も人がいるのに、全く躊躇せずあちこちで
手を挙げて答える人がいるのも久しぶりのカルチャーショックだった。
こういう北米/欧米的な風習は見慣れているはずだけど、やはり
日本から来ていきなりこういうシチュエーションに遭遇すると
未だにびっくりする。
そんなことはなかなか出来ない自分は生粋の日本人だと思った。

午後は、留学生オリエンテーションで知りあった省庁派遣の
日本人の方がたまたまテニスプレイヤーで、晴天だったこと
もあって一緒にテニスをすることになった。
乾燥したバンクーバーでは同じ運動量でも全然ベタつかない
のは嬉しい。山中湖でテニスをした時とえらい違いだった。

夜はまたまた院生オリエンテーションの一環でベイクルーズ。
バー付きのクルーズに乗って夜景を楽しみながら、躍りたい人
にはサルサダンスのレッスンもしてくれて$20。
ばりばりにドレスアップして強いお酒を飲みながら踊り狂ってる
人もいたけど、僕はそういうノリについていくのは苦手なので、
チビチビお酒を飲みながら人と話して夜景の写真を撮っていた。

この辺の感覚はなんとなく国籍や文化で似ているところがあって、
踊り狂っている人達は白人か中東系・ギリシャ/トルコ系の人達が
多かった。僕と同じくまったり系だった中国人の人達と会話が弾んだ。




2009/09/03

引っ越し完了





こちらの今朝9時に、無事MBA Houseに引っ越しました。
確かに凄く綺麗だけど、ホテルっぽすぎてちょっと
落ち着きません・・・
しかも周りは開発中で工事ばかりしているので
殺風景で、ちょっと淋しい感じ。

朝からのオリエンテーションはChan Centreという
とても立派で綺麗な音楽ホールで聞いてきました。
やはりアメリカ人と同じくカナダ人もプレゼンがうまい。

午後は自転車を買いにダウンタウン方面へ。
こっちの自転車は高い!少し良いめのやつを
CAD$440で購入。スピードは出るし軽くて乗りやすい。

夜はオリエンテーションを企画したGraduate Student Society
が主催のビールテイスティングに行ってきた。
ベルギー人と仲良くなった。来てからやたらとベルギー人
に会う。もう三人目だ。

来週まで同じ学部所属の人達に会わないし、寮は中心部
から少し離れているので、今は友達がいなくて結構
寂しい。おまけにもう秋のような天気なのでいきなり
ホームシックになりかけている気がする・・・
ヤバイ!早く来週になってくれ。。

2009/09/02

UBC

膨大な荷物なので、タクシーをつかまえようと思っていたらこの青年を
発見!空港でUBCに来る新留学生をまとめて格安でタクシー相乗り
を斡旋してくれているらしい。助かった!20ドルするはずが5ドルで済みました。
ちなみに本人もベルギー出身らしい。

陽気なスウェーデン人二人と韓国人一人と共にキャンパスに
向かいました。

いつキャンパスに入ったか気付かないくらい巨大です。。。



今晩ひとまず泊まるSt.John's College。赤くて綺麗な建物です!







とりあえず寝ないようにひたすらキャンパスを歩いて散策。
思いがけずちょうど通り掛かった本屋で学生証とバスのパスを
発行し、インターナショナルハウスで保険の手続の紙まで
貰えた。えらくスムーズにいった。

大学の大先輩新渡戸稲造が何故かここにも!
ヴィクトリアで亡くなられたので記念で作られた庭園です。
近々中に入ってみたいと思います。



これ大学構内です。海へと下りるハイキングコース^^;

超綺麗!だけど、なんとここ、ヌードビーチでした(笑)

ヌードビーチがあるのは知っていましたが、何げなく下りた
所がドンピシャであたってしまった(笑)
裸なのはじいちゃんばあちゃんだけでしたがちょっと
衝撃的・・・。カメラで景色を撮りたいのに気まずくて
あまり撮れず。
Mother nature is beautiful!って叫んでる人がいました。
バンクーバー自由すぎる。。

帰り道確かにこんなサインが。「こっからはちゃんと服着てね☆」(笑)

とりあえず数時間、多分10km以上歩きまわったけどこれでも
北の半分をおおまかに見ただけです。まだ自分が住む寮のある
ほうまでは遠すぎて行けませんでした・・・
北大の3倍くらいあるかな。。
とにかくバカ広いです。

明日は朝から引っ越しとオリエンテーション!

睡魔で考えられなくなってきたのでとりあえず
ここまでで終わりです。