2009/09/15

リース教授初日

そして今日はEcological Context of Planningの初日。

リース教授はSCARPの看板教授、というか、恐らくUBCで
世界的に名が知れてる人のうちの一人だろう。
トロントの生態学出身で、最も大きな功績は
エコロジカル・フットプリントという持続可能性指標の開発。

初日の今日の授業は環境系の話ではなく、Epistemology(認識論)
の話で終わり。
Epistemology = how do we know what we know?

我々が知っていると思っていることが必ずしも現実であると
信じてはいけない、という話を延々と、但し非常に分かり易く
語ってくれた。

最近の経済学は行動経済学や心理経済学など、心理学や脳科学
との融合が最先端となっているようですが、環境の分野でも
何故人間は愚行を繰り返すのか、というメカニズムを心理学や
脳科学を使って解明しようとする動きが活発なようです。

認識論をいきなり語ってくれたのは、これからの授業で
読むこと・習うことを全て信じるな、という意味を込めてと、
humans are inherently unsustainable(人間は生まれながら
にして持続不可能or人間社会はシステムとして持続不可能な
要素を内包している)というちょっと悲観的な彼の最近の思い
を伝えるためだったのか。後者については彼の意見はまだ
よく分からないのでなんとも言えませんが、上級生の話を
聞いていると「リースの授業は面白いけど終わったあと凹む」
という意見が多かったので(笑)、今後の環境については
悲観的な見方を取っていることが多いのかもしれません。
乞ご期待。

ちなみに彼はこんな人。

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