2011/05/09

食べ物好き、旅好きにオススメの番組

最近専らYoutubeではまって見ているのがAnthony Bourdain: No Reservationsという番組。
ディスカバリーチャンネルでやっているらしく、邦題は「アンソニー世界を喰らう」というタイトル。
現在シーズン5で、過去に訪れた世界各国の都市はWikiのページを見てもらえれば分かる(→ここ)。

自ら料理人であるAnthonyが各都市へ行き、そこの名物や珍しい料理を食べ歩く、というスタイル
のプログラムだが、Wikiでも「単なる旅番組・グルメ番組の域を超えた・・・」と紹介されているように
訪問先の都市の歴史や慣習もよく分かり、Anthonyのコメントが面白いし的確なので飽きない。

うちにはテレビがないのでYoutubeにアップされているものしか見れないが、それでも結構な数がある。
見た中で面白かったものを以下に少し紹介(どれもYoutubeのページに飛べば続きが見れます):

<大阪>
若手漫才コンビとB級グルメの食い倒れツアーに行き、阪神タイガーズの応援にも行く。


<サウジアラビア>
巨大なトカゲスープやラクダの丸焼きを食べ、ちょっと聞きにくいムスリムの習慣
についても案内役の女性に色々質問していく。


<ベイルート>
2006年に訪れたレバノンのベイルートではなんとイスラエル侵攻に巻き込まれ、クルー共々ホテルから
一歩も出られない状態が続き、米海軍の船により救出された。そのリベンジとして2010年に再び同じクルーが訪れた。



もとはといえば、この夏に予定している欧州~中東旅行の行き先候補を検討するために
色々調べていたらたまたま見つけた番組だが、すっかりはまってしまった。
英語練習中の方は、楽しいリスニング練習にもなるかもしれない。

2011/05/04

滑り納め

昨晩急に誘われて今日はウィスラーに行って来た。
ウィスラー、と言ってもウィスラー山自体はもう閉まっているのでお隣の
ブラッコム山(5月20日までオープン)。まだ積雪は優に3mくらいある。

つい数日前に親父が帰国した際にスキー一式を先に日本に持って帰ってもらったので
(引越しの際一番かさ張るものだから)もう今シーズンはこれで終わりかな、と思っていたが、
「俺のスノボー貸してやるから来い」という友達の説得に乗せられて今シーズン初ボード。
おまけにウェア一式も親父に預けてしまっていたので同じ友人に借り、結局全身借り物。

気温16度快晴なので完全に春スキー。こういう日は朝から行っても
バーンが硬いので(先週土曜もそのパターンだった)遅め出発で行こう~なんて
言ってたらバンクーバー出るのが10時くらいになり、着いたらもう昼前・・・
メンバー全員シーズン券持ちだから出来る贅沢というもの。

しかも着いてブーツ履く前にまず乾杯!ビール2本飲み干してから滑りました。
そっからは案の定結構グダグダで、3本くらい流して早くも昼飯(笑)
午後は(と言っても既に着いた時点で午後近くだったけど・・・)僕のスノボー体力が
限界だったので友達のスキーと交換してもらった。

春になって超賑わってるパークを何回か滑って360の練習。10回飛んで10回着地
出来たから回転に関してはほぼ完成と言っていいかもしれない。あとは格好良く
回れるかの問題。実はそっからが難しい。

ブラッコムのパークは世界からプロライダーがたくさん来るので、無料でショーを
見てるようなもの。15-20mくらいのデカブツを720、コーク540、バックフリップ、華麗な
技でいとも簡単に飛んでいく。(動画参照)

いつか出来るようになりたいなあ、と思いながらも実はあの人達の怪我歴はハンパじゃないのを
知っているので、人生賭けるのはゴメンです。


A little Whistler Blackcomb park edit for your eyes from Whistler Blackcomb on Vimeo.


今日で今シーズンは滑り納めになりそうだ。ということはカナダでのスキーライフも
一応これで最後ということになると思うとちょっと感慨深かった。

昨シーズンはウィスラー17日、レベルストーク3日、サイプレス1日の合計21日
今シーズンもウィスラー18日、レベルストーク3日の合計21日

北海道に移り住んだ6年前から毎年コンスタントに年間2-30日滑ってきたことになる。
バリバリ滑ってる人に比べれば決して多いほうではないが、さすがに社会人になると
そう簡単には20日も滑れないだろうなあ(いや、頑張って滑りに行きたいですが)。

来年働き始めてからの目標としてはバックカントリースキーを始めること。
最高の環境があるカナダにいる間に始めるのが本当はベストだったが、山スキー一式と
雪崩対策グッズもろもろを買い揃える気になれず(お金も無く)断念。ただ、最高のパウダーは
バックカントリーに眠っていることは確かなので、それなりの知識と経験を積んでからカナダに
滑りに帰ってきたい。

2011/05/03

GW

日本はゴールデンウィーク。こちらでは全く関係ありませんが、父親が遊びに来ました。
ウィスラー行ったりカヤックしたり、旨いもん食べて楽しかった。
最近ようやく暖かくて晴れた日が増えてきて、ちょうどそのサイクルに当たってよかった。
今日からバンクーバーはまたシトシト雨続き。




2011/04/14

大震災関連の研究

昨年から1年間サバティカル(1年間自分の学校を離れる長期研究休暇制度)で
主に日本含むアジアで研究をしていた防災計画(Disaster Planning)の教授が戻ってきた。

たまたま東日本大震災が起こった3月11日は京都大学防災研究所に滞在していた
そうで、皮肉にも防災関連の研究者としてはまたとない時期に日本にいたことになる。
過去にも阪神大震災の震災後の復興に関しての研究をされているのでもともと日本は主要研究対象国
の1つだったが、まさか滞在中にこんなことが起こるとは思ってもみなかったそうだ(当たり前か)。

そして今日、防災関係に興味を持つ学生を集めて彼女の報告会兼今後の研究を
手伝ってくれる学生を募るミーティングが開かれた。僕は特段防災関連の研究には
関っていないが、日本人の意見も聞きたい、ということで呼ばれた。

当然今回は本人も震災経験の当事者(同じ国内に居合わせた、というレベルで)という
こともあって、今後この震災を中長期的に研究対象としていきたいそうだ。
特に今回は先進国でしかも地震経験豊富な日本でさえあのような甚大な被害が
出てしまったことに少なからず各国はショックを受けているので海外からの注目度が
非常に高い。地震多発地域に指定されているここBC州でも急に耐震構造の話や
津波・地震が起こった際の避難経路の話が巷で聞かれるようになった。

彼女は社会科学系の防災研究者の中では結構名の知れた人で、BC州の
防災計画の再検討、なんて話になれば当然声がかかる人の1人だ。
ということで、できるだけ早いうちに今回の震災関連の研究をはじめ、教訓を
引き出そうとしている。

最初のフェーズでまず地理情報システム(GIS)などを使って人的・物理的・その他
被害状況のデータを地図上にマッピングする作業をすることに決まった。
そこから特に被害が大きかった自治体や逆に少なかった自治体を特定し、それら自治体を
ケーススタディとして被害増幅・軽減に繋がった要因を検討していくことになった。

まさか二時間のミーティングで今後の研究計画まで立てるとは思ってなかったのだが
僕も知らぬうちにそのプロジェクトに巻き込まれ、データ集めを手伝うことになった。
個人的にはちょうど今が論文の一番の踏ん張りどころなので一瞬迷ったが、どうせ
授業もないし、自分が出来るだけ何かこっちで力になれる(アカデミックの世界で)ことは
ないかとちょうど思っていたので承諾した。というか、多くのデータが日本語でしか
手に入らない研究で学部唯一の日本語話者がここで手を貸さない訳にはいかないだろう。

長期的には震災の二次的被害である計画停電や電力不足問題が日本人のエネルギー
利用に対する意識や節電習慣に影響を及ぼしたか調査したい、と教授は言っていて、
それもかなり面白そうだな、と思った。日本に帰って働き出したらさすがに研究の
手伝いをする暇は無くなるだろうが、何か少しでもいいのでこのプロジェクトとの
繋がりを維持したいなあ。

何か有益な情報があればここでも共有していきたいと思います。

UBC LipDub

二回続けて動画ネタですが・・・



3/26日にここUBCで超大規模なLipDubと言われるYouTubeで流行の口パク動画の撮影が
行なわれました。行なわれました、と言ってもキャンパスに住んでるくせに
実はこんな撮影が行なわれていたことは後日知ったのですが。。。

この企画は何か面白いことをしたい!と思った人達の集まりが

(1)UBCのプロモーション
(2)チャリティー(動画を見た人の数に応じて協賛企業が難病持ちの子供の為のためにお金を寄付)


のために行なったもののようです。
とても良く撮れてるし大成功だったようです。迫力もある。
既に視聴回数が54万件に達してます。

みんなで1つのことを協力してやるのは楽しいし、こういう学生のノリから始まった
企画を学校側も支援してくれるのはいいなあ、と思います。

休眠口座の活用について

このブログのリンクにも入れている人気ブログ、Chikirinの日記
提案された「休眠口座を震災復興に活用する案」についての動画を作ってくれた方がいるのでシェアします。
とても分かりやすく、素晴らしくまとまってるので是非見てみて下さい。
(こういうグラフィックを作れる人が羨ましいです。)

ちなみに僕は幼い頃に作ってもらった定期預金をほったらかしにしておいて、危うくあと
数ヵ月でゆうちょにウン十万円を持っていかれそうになった経験があります(笑)

この世に残した財産がせめて生き残った人達の明るい未来に使われるなら、亡くなられた方達
も悪く思わないんではないかと思います。

個人的にはとてもいいアイディアだと思います。

2011/04/09

桜満開

雨ばかりのバンクーバーにもようやく春がやってきて、ここ数日は
いいお天気です。今日は曇りがちでしたが、UBC内の桜はちょうど満開で見頃を
迎えている。学内の新渡戸庭園で地元の日系コミュニティがお花見イベントをしていたので
それを少し覗いてから、並木で何枚か写真を撮ってきた。

桜を見るとやっぱり日本を思い出すなあ。