2009/07/29

森ガール(笑)


最近流行りの「草食系男子」の「女子版」とでも
言うべきか。mixiコミュニティ発祥の「森ガール」という
言葉を最近本当によく聞くようになった。
とうとう今週のAERAの記事にまでなってしまった。

うちでは最近この言葉が流行りで、町でソレ系の
ファッションを見かけると男女構わず「あ、森ガール、
あ、森おじさん(笑)」なんていって茶化している。

(笑)が付けたくなってしまうのはこのネーミングの
せいだろう。どうしても滑稽に聞こえてしまう。
AERAの記事でも「森ガールはスコーンとお菓子を食べて
生活している」なんて書くもんだから、爆笑してしまった。
そしてちゃんとmixiのコミュニティでも、森ガールを茶化す
コミュニティまでちゃっかりとできていた。

ひと昔前を思い返せば、「コギャル」「エビちゃん」「あゆ」
など、いわば森ガールの対極のような肉食系ファッションが
流行っていたが、経済状況の悪化と共に一気に世の中は草食化
したようだ。
内田さんは「経済が好調の時は弱肉強食な生き方が、低調の時は
協力しあって飢えをしのぐ草食系な生き方が生存戦略上選択される」
というような事を書いていたが、的を射ている気がする。

ある現象が起こると、必ずそのアンチテーゼが生まれ、
それがサイクル化していく。だから歴史は繰り返す。
今は小屋の中でスコーンを食べている「森ガール」も
10年経てば森の中でエサを求めて走りまわる肉食系の
「ターザンガール」なんかに変身しているのかもしれない。
ずーっと一生同じ格好をしていればそのうち流行の最後尾
にいたはずが一周遅れて最先端を走っている、なんて
ことになるのだろう。


散々バカにしたようなことを書いておいてなんですが、
個人的にはナチュラルメイクでアンチ派手な森ガール
ファッションは結構好きです(笑)
要するに時代の流れである自然派志向、地産地消、
アンチ大量生産大量消費、そういうコミュニティ
みたいな中から派生した一種のスタイルが、なんでも
ジャンルと名前をつけたがる日本で「森ガール」に
なってしまった、というだけの話なんだろうけど、
森ガールのつもりで森ガールになったんじゃない人達は
「スコーンなんて食っとらんわ!!」と一括りにされるのに
反発したいんだろうと思う。

残念ながら我が町は森ガールの棲息地であるお洒落な
カフェがなく、本当の森しかないので、森ガールの代わりに
田舎のヤンキーが幅をきかせているのです^^;

2009/07/28

準備開始

関東梅雨明けの発表はだいぶ前にありましたが、
あれは完全にミスった、と気象庁は思っているでしょう。
連日うちの家の中の湿度計は90%あたりを推移し、
「こんな物にもカビが生えるの?」
という発見を毎日のようにしています。
昨日は初ゲリラ豪雨体験をし、わずか数秒の
間でびしょ濡れになってしまった。

早くも7月が終わりそうで、なんとカナダ行きが
あと1ヶ月くらいに迫ってきました。
昨日は、あっちでとりあえず手にはいるか微妙な
ラインにいる食料品を買い込みに行きました。
最近は身体に気を遣った生活を心がけていますが、
やはり日本食に優る美味しくて、種類豊富で、健康的な
食べ物はないと思う。
乾物中心に段ボール一箱を船便で近々発送する予定。

手荷物で持っていく物は、一週間ほど前から段ボール
を一箱用意して、気が付いたらそこに必要な物をどんどん
放り込んで行くことにしている。最初からトランクに
詰めると後から結局入れ直すことになり、ギリギリに
なって持っていく物を掻き集めてトランクに収納しようと
すると大切なものを忘れたり、入りきらなくなる。
というわけで、思いだしたときにとりあえず放り込む場所を
用意しておく手法はちょっとした旅行の時にも使える
と思うのです。

2009/07/25

風物詩

何回も見る必要はないですが、夏に一度くらいは
花火は見ておくといいもんです。

うちの町は弱小自治体なので、豪華な花火大会
などやろうものならそれだけで財政破たんして
しまいそうなので、御上品にちょこっとだけ、
という感じでやってくれます。

花火は普通見上げるものですが、我が家は
高台にあるので目線の高さ、ないし上から
見下ろす格好になります。だもんでうちは
昔から知り合いの花火見物所・溜まり場・飲み屋
になってしまいます。1年に1度だけ人が集まります。

大学時代はこの時期テストシーズンまっ盛りで、帰省
などできなかったので、実に4年ぶりに町の花火を見ました。
カナダに行く前に一度見ておいてよかった。

2009/07/24

為替と留学資金

カナダドルがじわじわと上がってきました。
昨年9月からのチャートを見ると、なんと去年は
100円を超えていたのが、例のリーマンショックで
ガクーんと一気に70円台前半まで下がりました。
最近は80円台前半で推移していたのが、一昨日くらいから
87円になりました。
先々週に81円くらいの段階でまとめて両替しましたが、
今後必要な留学資金には足りません。

留学中のお金をどうするか、というのは結構大きな
問題です。
大体の場合はクレジットカードを使ったり、日本から
国際送金をしてもらったりするのが定番です。

僕は国際送金は手数料が高くて嫌なので、
3年前の交換留学中どうしていたかというと・・・

① 生活費は予め日本でトラベラーズチェック(TC)に
  換金し、それを現地に着いたら即銀行口座を開設して
  入れてしまう。

② 家賃等の大きい出費はクレジットカードで払い、
  ポイント(マイレージ)を貯める。

という風にしていました。

今回の留学もそうしようかと思っているのですが、
為替の変動が大きいと、②の部分がかなり変わってしまう
ので、今後の出費の見積もりがしにくくて、少し心配
ではあります。
為替がこのまま80円台中前半で推移してくれれば
いいのですが、90円、100円、となると・・・

頑張ってもっと資金をかき集めて両替をしようか。。

賢いお金の払い方、管理の仕方、知っているぞ
という方がいたらこっそり教えて下さい。

2009/07/22

新学期情報

ここのところ、UBC側から9月からの新学期の
情報がちょくちょくとメールで配信されるように
なってきました。

まずは、僕が入るSCARPの同級生達。

出身国:カナダ、アメリカ、メキシコ、中国、インド、日本
年齢:21~39歳

だそうです。やはり西海岸の学校は環太平洋メンバー、
という感じ。オーストラリアや東南アジア出身者
がいればぐるりと一周できそうです。
日本でも社会人入学が増えているとはいえ、幅広い年齢層
の人達と学べるのも北米大学院留学する魅力の一つです。


9月8日にオリエンテーションが始まり、早速その週の
週末にウィスラーに合宿に行くそうです。
親睦会と称してBBQをし、初秋のウィスラーをハイキング。
相手方の都合にもよりますが、来年の冬季オリンピック開催
に向けて忙しいウィスラーのプランナーの人達との交流も
できるかも、ということでした。

2009/07/21

トムラウシ

「弔う死山」なんて当て字をあてたくなってしまう
大事件が先週北海道で起こりました。

大雪山系は真夏でも本当に氷点下まで下がるらしく
(大学の友達が上でテント生活してて8月にマイナス1度に
なったと言っていた)、風なんて吹こうものなら冬山状態
だったんだろうと思います。

僕は大雪に三回程登っていて(赤岳2回、旭岳1回)、
いずれも天気が良くて楽しくちゃっちゃと登れましたが、
山頂でガスが出始めると晴れた暑い日でも気温は急降下します。
長そでのセーター着て昼寝してたのに寒くて起きました。


自己責任とガイドの責任の線引きは難しい所だろうと
思いますが、ガイドというぐらいだから適切な判断を
下して登山をキャンセルするなり小屋に留まるなりを
するべきだったとは思います。

ただ、ガイドもツアー会社に雇われた身であるのがまた
ややこしいところです。今後二度とこのようなことが
起こらないようにする為には、ガイドが適切な判断を下せる
ようなツアー日程を組むなり、構造上の問題改善なのかと思います。



去年秋の旭岳

2009/07/20

人との繋がりは、放っておくとどんどんと
疎遠になってしまうので、まめに色々会って飲んで
話して、せっかくの縁を大事にしたい。

最近は不思議な人の繋がりや縁を感じることも
多い。僕は今まで縁で生きてきて、これからも
そうなるような予感がするので、どんどんと新しい
出会いを増やし、人間関係を深めたい。
実際、人間やっててよかったって思う瞬間って
美味しい物食べてる時と、出会えて良かった!と
思える人に出会えた時な気がする。

今週はバイト尽くしの合間に高校の友達計6人と
ランチ・飲み会をした。

「今を楽しむことって大事だよね」っていう会話が印象的
だった。いつ死ぬか分からない将来のために今を我慢して
いてはもったいない。もちろんバランスの問題だけども、
Steve Jobsも有名なスピーチの中で
"If you were to live each day as it was
like your last, someday you'll certainly be right
(来る日も来る日もこれが人生最後の日と思って生きるとしよう。
そうすればいずれ必ず、間違いなくその通りになる日がくるだろう)"
と、ジョーク混じりに言っていた。




高校時代は考えられなかった4人で飲んだ。
こうやって後からできる繋がりも面白い。

食いしん坊通信~最近の食べ物~


2009/07/12

選挙が来れば思いだす~

10年以上前、カリフォルニアに住んでいた時は
毎年夏にクソ暑いカリフォルニアから更にクソ暑い
日本へ帰国していた。

帰国する度に帰省先がコロコロ変わっていたが、一時期
千葉県成田市という、最高に楽なロケーションに住んでいた時があった。
正確には何年だか忘れたが、ある夏ちょうど成田市議選だか
千葉県議選だか分からないが、毎日選挙カーが家の前を
大音量を発しながら往き来していたことがあった。
その内の一人に、ゴロゴロ寝っ転がっていた小学生も
思わず跳び起きて窓の外を見てしまう、インパクトの強い
名前の候補者がいた。

「ナス カツオ」

多分「那須 克男さん」か「那須 勝男さん」辺りなのだろう
けど、音だけ聴けば「茄子 鰹さん」にしか聞こえない。
ましてや小学生、大喜びして親を呼びに言った記憶がある。

実に夏らしい、居酒屋メニュー的で美味しそうな名前だけど、
もうちょっと気を遣って下の名前を付けてあげればよかったのに・・・


さて、都議選はどうなるのでしょうか。
夜10時現在、民主党圧勝気味。
都民じゃないけど気になるところです。

2009/07/10

この人いいわ

最近周りに自転車マニアの知り合いが多いので
Tour de Franceは以前よりも注目して見てますが
これは笑いました。落ちないのは凄いけど落ちたら
タダのアホです(笑)
解説もいいですね。

2009/07/06

壮絶

見ていた方も多かったと思います。
ウィンブルドン男子決勝。
僕は今朝が早かったので第4セット、夜中1時半くらいで
挫折しました。その後が凄かったようで。
以下の動画で見ました。

http://www.youtube.com/watch?v=5TmreB6MOio

あれだけの長時間、プレッシャーの中で集中してプレー
するのは驚異です。

2009/07/05

笑顔

昨日から某料理店で働き始めました。
1802年創業の老舗で、お値段も味も◎
といっても僕は大昔に一度食べたきりですが(笑)

そんな訳で、御料理を運び、お客さんがフタを開けた
時の「うわー!」という歓声、そしてガンコそうな
おじさんが一口食べて思わず笑顔になるのを見ていると
自分が作った訳ではないのに素直に嬉しいです。

僕は、本当に美味しい物を食べると笑いが止まらなく
なるのですが、結構そういう方はいるみたいです。
喋りながら、笑いながら食べると料理が美味しくなる、
といいますが美味しい料理は自然と笑いを喚起する。

いつの日か、食べた人を爆笑させるくらいな料理を
自分の手で作ってみたいものです。


また食べ物ネタでした。

2009/07/04

家が決まりました

6月に一度、MBA Houseというアパートに入れそうだ、と
書いたあと、実はもう一段階選考プロセスがあると
知らされ、これはもしや入れないのではないかと
思って他のオプションも探していた。

しかし今朝ようやく入れる、という連絡が来たので
そこに決めました。無事に家確定です。

ちなみにうちは地図上A点になります。半島の先端部分の
緑のエリアも含めて全て大学の敷地です。巨大です・・・

ダウンタウンは地図の中央やや右の1Aと書いてある付近で、
大学からはバスで15分から20分ほどだそうです。

家が決まり、あっちの生活をイメージしていたら
ワクワクしてきました。気付いたらもう7月、早いものです。

2009/07/02

4強

ウィンブルドン男子の4強が出揃った。
準決勝の組合せは

フェデラー vs ハース

マリー vs ロディック

1組目は、フェデラー優位なのは
間違いないとして、2組目は分からない。
久しぶりの地元英国のマリーがホームアドバンテージで
ロディックに勝つのか。ロディックは既にウィンブルドン
決勝でフェデラーと顔合わせをしているので、目新しさ
というだけで個人的にはマリーを応援したい。

プロテニスは2007年のUSオープンをNYに観に行った、
その1度だけだけど、とにかく男子の桁外れのスイング
スピードと球の音に度胆を抜かれた。
女子の試合が辛うじて僕等が慣れ親しんでいるテニス
であって、男子は別競技をやっているようだった。
高校時代に全国トップレベルの高校生の試合も何度か
観てきたけど、そこより - 当然だけど - 次元が1つか2つ
上がる。

この経験(だけではないが)を通じてどの分野でもいいから、
その分野の世界トップレベルの実力の人達のパフォーマンス
を肌で実感しておくのは一つ経験として重要なような気がした。
できれば自分が比較的得意、または慣れ親しんでいる分野
であれば尚更良い。そうすれば、自分が得意だと思っていた
ことでも、世界との差はこれだけある、ということをまざまざ
と見せ付けられ、謙虚な気持ちになれる。
もちろんそこで諦める為ではなく、地道に努力する下地を
作るというか、天井を知っておく、という意味で。

フェデラーのプレーを観ていると、それでも地道に努力
しても到底不可能だ、と思ってしまうプレーの連続。
この天性の才能はイチローに通ずるのかもしれない。
でも二人とも生まれた時からテニス・野球ができた訳
ではないので、やはり努力の賜。

「努力の天才」とは言い得て妙だ。


2007年USオープンで。
上からエナン(既に引退)、フェデラー、ナダル(今回ウィンブルドン欠場)