2010/09/18

リオ+20

前エントリに関連して、O'Riordan教授が「2012年のリオ+20が節目だ」と
言っていた。リオ、とは1992年リオ・デジャネイロで開かれた「環境と開発に関する
国際連合会議」、通称「地球サミット」のこと。サステナビリティ、という言葉が
普及するきっかけともなった象徴的な国際会議として環境の分野では有名。

あれから20年、という意味でRio+20なんだそうだ。

当時、リオに出席していた政府高官などの度胆を抜く「伝説のスピーチ」をした少女、
セヴァン・スズキはバンクーバー出身でカナダを代表する日系の環境活動家、デビッド・スズキの娘だ。
少女、と言っても今ではもちろん立派な大人で、お父さんと同じように本人も環境啓発を行う重要な人物だ。

改めて当時のスピーチを録画した動画を見てみたら、鳥肌が立った。
特定の団体や思想や利益を代表していない、子供だからこそ言えるど真ん中直球
ストレートな言葉。
(オヤジに言わされた、とシニカルに見ることもできますが・・・)



あれから20年経った世界をセヴァンさんはどう見るのか。
何か変わったのか。

将来のことは色々不安もあるけど、後世がふり返った時人類存続の節目となっていた
かもしれない、ある意味で物凄くエキサイティングな時代に生きているなあ、と思う。

1 件のコメント:

fatrunner さんのコメント...

自分が工場の安全作業や材料の調達のことを考えてる瞬間、同じ時間にYUは地球規模のことを広くいろんな視点から考えてる。
いろんな凄い人、友人との出会いがあって、その人からいろんなこと学んで。
人のことうらやましく思うのは好きじゃないけど。これから先、ぼくにもまだ出来ることって残されてるのかな。
忘れたくないこと忘れてきていることに焦る。負けないように頑張るしかないか♪