2009/12/14

Officially in break

今日のお昼過ぎ無事に最後のペーパーを終わらせて提出。
リース教授のEcological Context of Planning、という
生態学/物理学/システム論/経済学のミックスのような授業のペーパー
でしたが、僕は日本のエチゼンクラゲについて書きました(笑)
内容はそのうちここにも書きます。

とりあえずこれで正式に今学期終了!
この、何もしてないことへの罪悪感の無さが久しぶりです。

まあ、厳密に言うと学習は復習あって完結なので、残りの
冬休みをじっくり使って大量に入ってきた情報・考えを消化する期間とします。
特に一番興味のあったリース教授の授業では環境問題の根幹となる様々な
概念や考えを紹介され、全て繋がっているのは分かるのですが、それを
忙しい学期中に整理するのはなかなか大変だったので冬休みはプレッシャー無し
のお気楽状態でブログも使いつつ整理しようと思う。

今日は、ペーパーを出しおわって早速読みたかった本にとりかかった。

今読んでいるのは

Michael Pollan "In defense of Food: An eater's Manifesto" (2008)

UC Berkeleyのジャーナリズムスクールの先生ですが、3年前の交換留学中に
彼の本の1チャプターを授業で読んで以来、もっと彼の著作を読みたいと
思っていたので、最新作を学期初めに買っていたのでした。やっと読む時間が
できた。食べる、という生物として最も基本的な行為に関してまでプロの指導が
必要なのは人間だけ、そんなの変でしょ、という視点で近年の異常な健康志向に
対して警笛を鳴らす。アメリカ人は「世界一健康に熱心な世界一不健康な国民」。
ジャーナリストの書いた物なので、最近ずっと読んでた論文よりずっと
エンターテイニング。上手いジャーナリストが書いた英語の文章って憧れる。
そのうちレビューを書きたい。

あと2冊読む予定の本は

John Francis "Planet Walker" (2005)

知り合いに誕生日に貰った本。これも環境系の話題。
サンフランシスコで起こったオイルスピルを境に運転をやめ、何をするにも
徒歩で行うようになり、アメリカ大陸横断までしちゃった人の話。
弾き語りで人々の環境意識の向上を目指す、他の2冊に比べればストーリー中心のソフトな本。
・・・なはず(笑)

Jefferey Sachs "Common Wealth" (2008)

国連のMDGs(Millenium Development Goals)がらみであまりに有名な
ジェフリー・サックス(Columbia University,Earth Institute教授)の
最新(?)作。The End of Poverty(邦訳:貧困の終焉)を2年前くらいに読んで
いたのでサックス本2冊目。こっちの方が内容的には興味アリ。
ちょっと内容的にも厚さ的にも重いので冬休み中に読み終わるか・・・。



でもまずはスキーでしょう。
ってわけで明日の朝6時半のバスに飛び乗り再びウィスラー行っちゃいます♪
今回は3日間、日本人の知り合いお二人と。先週の快晴から一転、今週は
雪続きなのでパウダー期待↑

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